「堰かれて募る恋の情」の意味(類義語)
【ことわざ】
堰かれて募る恋の情
【読み方】
せかれてつのるこいのじょう
【意味】
誰かに恋をする思いは、他人から邪魔をされるとますます激しくなるものであるということ。
「堰かれて募る恋の情」という言葉は、恋する感情が他人によって妨げられると、かえってその情が強くなるという意味を持っているんだよ。
ほなら、恋の感情は、邪魔されると逆に強まるってことやな。誰かを思う気持ちが妨げられるほど、その想いがますます募るってことやね。
障害があるほど恋心が強くなることを言うんやな。
【類義語】
・遠ざかる程思いが募る
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「堰かれて募る恋の情」の解説
カンタン!解説
「堰かれて募る恋の情」という表現は、恋愛感情が他人によって妨げられたり、反対されたりすると、かえってその感情が強まるという意味を持っているんだ。このことわざは、恋愛において障害や反対があるほど情熱が増すという心理現象を指しているんだよ。
この表現で使われる「堰(せき)かれる」とは、何らかの形で阻止される、抑えられるという意味で、「募る」とは感情が強まる、高まるという意味だね。つまり、恋愛感情が外部の障害によって抑制されると、逆にその感情がさらに強くなるということを示しているんだ。
たとえば、両親や社会的な規範などによって恋愛が反対される場合、そのような障害があることで、当事者たちの恋愛感情がより一層強くなることがあるんだよ。
「堰かれて募る恋の情」は、恋愛の複雑さと、感情が外部の影響によってどのように変化するかを示しているんだね。それは、愛情が障害や反対に直面したときにより強くなることがあるという人間の感情の不思議さを教えてくれているんだ。
「堰かれて募る恋の情」の使い方
父さんが、兄さんの結婚を反対しているんだよ。
それじゃあ、お兄さんは結婚をあきらめるの?
それが、堰かれて募る恋の情というように、反対されれば反対されるほど、お互いの愛は激しく燃え上がってしまったんだよ。
よくあるパターンよね。
「堰かれて募る恋の情」の例文
- ともこちゃんは、彼への愛情が冷めかかっていたというのに、堰かれて募る恋の情とでもいうのか、ライバルが登場して恋心が再燃しました。
- 堰かれて募る恋の情というけれども、ロミオとジュリエットはまさにそうだよね。
- ダメだといわれるほど盛り上がる、堰かれて募る恋の情。
- 堰かれて募る恋の情っていうから、あえて彼らの交際を反対しないことにしたんだ。
- ともこちゃんは、障害があればあるほど恋心が燃え上がるらしいけれども、堰かれて募る恋の情というやつだよね。