【ことわざ】
善は急げ
【読み方】
ぜんはいそげ
【意味】
よいと思ったら、ためらわずにすぐに実行せよというたとえ。
好機を逃すなと、その実行を促すときにも使う。
【語源・由来】
善い行いというものは、人の怠け心や欲望にうち勝って行うものだから、ぐずぐずしていると実行の機会を失ってしまうということが由来。
【類義語】
・思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)
・先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)
・先手必勝(先手必勝)
【対義語】
・急がば回れ(いそがばまわれ)
・急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる)
【英文】
Make hay while the sun shines.
「善は急げ悪は延べよ」よいことは急いでやり、悪いことは先にのばせ、ともいう。
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「善は急げ」の使い方

ともこちゃんは、テストの結果どうだった?

私は前回よりもいい点数が取れたわ。
健太くんは?
健太くんは?

僕はひどく点数が悪かったから、これから先生のところへ行ってわからなかったところを教えてもらってくるよ。

善は急げよ!がんばって。
「善は急げ」の例文
- いいアイディアが浮かんだから、善は急げというようにさっそく計画を立てようと思う。
- ずっと考えていたけれど、この方法なら成功する確率が高いという結果が出たよ。善は急げというから早急に費用を準備してくれないか。
- 夏休みの宿題は、早めに終わらせておくことで、たくさん遊べるよ。善は急げだから今から始めよう。
- 結婚は来年にしようと言われたけれど、善は急げというのだから婚姻届けをもらってこよう。
- 善は急げというように、すぐに取りかかってみるよ。
良い行いだけに関わらず、「早いほうがいい」という場合に使うこともある。
まとめ
良いアイディアが浮かんだり、これだという方法が見つかったりした際には、すぐに取り組むことが重要なことではありませんか。
ここぞというタイミングで物事に取り組むことも、成功へ繋がる方法のひとつではないでしょうか。
今だと思った時には、善は急げと物事に取りかかりたいですね。