【ことわざ】
世故に長ける
【読み方】
せこにたける
【意味】
世間の事情をよく知り、世渡りがうまい。
「世故」は世の中の習慣や実情。
【類義語】
・世知にたける
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「世故に長ける」の使い方
昨日、隣の家に強盗が入ったんだ。
最近、この辺で物騒な事件が多いわね。その家の人は大丈夫だったの?
うん。とても世故に長けている人だったし、最近、強盗が多いことも知っていたから、現金を持ち出せないように金庫室を作ってあったんだって。
へえ。金庫だと持ち出せるけれども、金庫室はそうはいかないものね。やるわねえ。
「世故に長ける」の例文
- ともこちゃんは、世故に長けているので、この場でどう振舞えば、自分にとって一番いいかということをわかっていた。
- 迷ったときには、健太くんのお父さんのように、世故に長けた人に聞いてみるのが一番だと思うよ。
- 彼女は世故に長けているから、いい解決方法を知っているかもしれない。
- 彼は、世故に長けた才物で、なかなかの策略家でもある。
- ともこちゃんは世故に長けているので、健太くんは、いつもやりこめられているから少し不憫だ。