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【節供倒しは薬礼になる】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

節供倒しは薬礼になる

「節供倒しは薬礼になる」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
節供倒しは薬礼になる

【読み方】
せっくだおしはやくれいになる

【意味】
みなが仕事を休む時は休むのが良い。

「節供倒し」は、村全体の休日である節供に一人だけ忙しそうに働くこと。「薬礼」は、医者への支払い。薬代。
ことわざ博士
「節供倒しは薬礼になる」ということわざは、みんなが休んでいる時にわざと忙しくする人が、結局は体を壊して医者にかかり、稼いだお金が薬代でなくなってしまうという意味なんだよ。
助手ねこ
ほほう、そういうことかい。つまり、「休むべき時に休まんと、体をこわして損する」ってことやな。

みんなが休んでる時に、無理して働くのはええことやないってことやね。休む時はちゃんと休んだ方がええってことや。

【語源・由来】
人が休む節供に働いても健康を害して医者にかかり、稼ぎは薬代に消えるのが関の山という意から。

【類義語】
・怠け者の節供働き

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「節供倒しは薬礼になる」の解説

カンタン!解説

解説
「節供倒しは薬礼になる」ということわざは、みんなが休んでいる特定の日(節供)に無理をして働くと、結局は健康を害して医者にかかることになり、稼いだお金が医療費で消えてしまうという意味を持っているんだ。

節供とは、季節の変わり目に行われる伝統的な行事のことで、多くの人が休む日でもあるんだね。このことわざは、そういった休日にわざと忙しく働いて見せる人がいることを指摘しているんだ。でも、その結果、健康を損ねてしまって、医者にかかるハメになり、稼いだお金が薬代などに使われてしまうという皮肉な結末を語っているんだよ。

たとえば、休日にも関わらず無理をして仕事をする人がいたとして、その結果体を壊して病気になったりすることがある。そうなると、その人が稼いだお金は結局医療費に消えてしまって、得たものがないという状況になるんだね。

このことわざは、休むべき時にきちんと休むことの重要性を教えてくれているんだ。体を無理に酷使すると、結局は自分にとって損になるというメッセージが込められているんだよ。

「節供倒しは薬礼になる」の使い方

ともこ
健太くん。手が止まってるわよ。
健太
節供倒しは薬礼になるっていうよ。休もうよ。
ともこ
人は人。私たちは私たちよ。
健太
みんなが休みの時に働くことほどつらいものは無いな。
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「節供倒しは薬礼になる」の例文

例文
  1. みんなが休んでいる時に営業すれば儲かるからと営業しているが、節供倒しは薬礼になるのに愚かだな。
  2. 節供倒しは薬礼になるから、天邪鬼のようなことはせず休め。
  3. 偏屈な彼は休養日に働くようだが、節供倒しは薬礼になるというのにな。
  4. 節供倒しは薬礼になるというのにコンビニは休めない。
  5. 休める時に休んだ方が良い。節供倒しは薬礼になり儲けが吹き飛ぶ。

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