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【雪泥の鴻爪】の意味と使い方や例文(出典・語源由来)

雪泥の鴻爪

「雪泥の鴻爪」の意味とは?(出典・語源由来)

意味【ことわざ】
雪泥の鴻爪

【読み方】
せつでいのこうそう

【意味】
人がしたことや世間の出来事のはかなさをいう。人生のはかないさま。

「雪泥」は、雪どけのぬかるみ。「鴻」は、おおとり。

【出典】
「蘇軾」の「子由しゆう澠池めんちに旧をおもす」

【語源・由来】
雪解けのぬかるみに残した爪跡はすぐに消え、たまたま爪跡がのこっていてもどの方向に飛び去ったのかわからない意から。

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「雪泥の鴻爪」の使い方

健太
昨日の花火大会はすごかったね。
ともこ
四年ぶりの開催だったもんね。
健太
しかし一夜明けてみると雪泥の鴻爪だね。
ともこ
花火の名残や余韻はないけど、ゴミが放置してあってひどいわね。

「雪泥の鴻爪」の例文

例文
  1. 人の一生は短く雪泥の鴻爪だ。
  2. 人のなすことは雪泥の鴻爪で消えゆくものだが、多くの人々に記憶に残るようなことをなせば歴史に記録される。
  3. 雪泥の鴻爪というが、原発事故などなかったかのように60年使用許可が出された。
  4. 雪泥の鴻爪だから、死ぬ瞬間まで懸命にがむしゃらに生きる。
  5. 世界遺産に登録された建物だって火災や地震で消え去ることもある。雪泥の鴻爪だ。

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