「千三つ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
千三つ
「千三つ屋」ともいう。
【読み方】せんみつ
【意味】
千のうち本当のことは三つしか言わない意から、うそつき、ほらふき。千に三つくらいしか取引がまとまらない意から、土地や家屋の売買や貸金の斡旋を職業とする人のこと。
「千三つ」という表現は、ほとんどが誇張や偽りで、千のうち真実を語るのはたったの三つくらいしかないということを指すから、要するにうそつきを表すんだよ。
つまり、この「千三つ」っていうのは、「千の話の中で本当のことを言ってるのはたったの三つだけ」っていうことやで。すなわち、大げさに話す人や、うそつきを指すんやな。
あとは、取引がなかなかまとまらない人にも使われるんや。特に、家や土地を売買したり、金を貸したりする仕事の人に向けて使われることがあるんやで。
千のうち本当のことは三つしか言わない意から、うそつき、ほらふき。千に三つくらいしか取引がまとまらない意から、土地や家屋の売買や貸金の斡旋を職業とする人のこと。
【類義語】
・百一
・百三つ
【スポンサーリンク】
「千三つ」の解説
カンタン!解説
「千三つ」という表現には複数の意味があり、それぞれ異なる状況や文脈で使われるんだよ。
- 「千のうち本当のことは三つしか言わない」という意味では、「千三つ」は嘘をつく人や、信頼性が低い話をする人を指しているんだ。この使い方では、その人が言うことのほとんどが真実ではなく、ごくわずかな部分だけが真実であることを表しているよ。
- 「千に三つくらいしか話がまとまらない」という意味では、不動産や貸金などの取引を仲介する職業や、そのような仕事をする人を指すことがあるんだ。この場合、多くの案件や取引を扱っても、実際に成立するのはほんの一部であるということを示しているよ。
- 「千品目出しても当たるのは三品目くらい」という意味では、新商品の開発に関する表現として使われることがあるんだ。この使い方では、多くの新商品を開発しても、実際に市場で成功するのはそのうちのほんの一部であるという現実を表しているよ。
これらの異なる意味を持つ「千三つ」という表現は、それぞれの文脈や状況に応じて使い分けられるんだね。
「千三つ」の使い方
今日転校生が来るんだって。
健太くんは千三つだから信用できないわ。
本当だって。先生から聞いたもん。
この目で見るまで信用できません。
【スポンサーリンク】
「千三つ」の例文
- 詐欺罪で逮捕された彼は、昔から千三つだったなあ。
- 彼は千三つ屋だから、これから人気が出そうな土地情報を持っている。
- お笑い芸人の「せんだみつお」さんの芸名の由来になった千三つは、うそつきのことをいう。
- 新商品販売ラッシュだが、この中で生き残るのは千三つだ。
- 不動産は千三つと言われ成約が難しいとされるが、不動産バブルで物件が足りないくらいだ。