「外襤褸の内錦」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
外襤褸の内錦
【読み方】
そとぼろのうちにしき
【意味】
外見は飾らず襤褸をまとっているが、内面はすぐれていること。貧しい暮らしでも心は豊かなこと。
貧しい生活をしていても、心が豊かであれば、幸せに暮らせるってことを教えてくれてるんやで。
外見は粗末な服装だが、下には豪華な絹織物を着ている意から。
【類義語】
・藁苞に黄金
「外襤褸の内錦」の解説
「外襤褸の内錦」という言葉は、外見は質素で粗末(襤褸)だが、内面は美しく豊か(錦)であるという状況を表しているんだよ。このことわざは、外見だけでは人の価値を判断できないことを示しているんだね。
この表現の「外襤褸」とは、外側が古くて破れた服を指しており、「内錦」とは、内側が美しい錦で飾られていることを表しているよ。つまり、この言葉は、外見が貧しいか質素であっても、その人の内面や心は豊かで価値があるということを示しているんだ。
このことわざは、人を外見だけで判断することの危険性を警告しており、真の価値は内面にあるというメッセージを伝えているよ。外見が質素や貧しい人でも、彼らの内面には美徳や知識、感受性など豊かな資質があることを示しているんだね。
この言葉は、外見と内面の対比を通じて、本当の価値や美しさは見た目ではなく内面にあるという教えを含んでいるよ。このことわざは、外見に惑わされずに人の内面を重視することの重要性を教えてくれるんだ。
「外襤褸の内錦」の使い方
「外襤褸の内錦」の例文
- 貧しい暮らしだが、外襤褸の内錦で心は自由で幸せだ。
- 彼はあんな服装だが、外襤褸の内錦というように心優しい青年だ。
- ぼろい服を着ているからとふったそうだが、彼は外襤褸の内錦で結婚相手として優良物件なんだぞ。
- 彼女はまさに外襤褸の内錦というやつで、身なりは汚いが心は無菌室のようにきれいだ。
- 物価高騰で苦しい生活だが、家族の結束は強まり、外襤褸の内錦というように心豊かに過ごしている。
つまり、貧しい暮らしでも心が豊かであることが大切なんだよ。