【ことわざ】
糟糠の妻は堂より下さず
【読み方】
そうこうのつまはどうよりくださず
【意味】
貧乏なときから連れ添って苦労を共にしてきた妻は、夫が立身出世した後にも家から追い出してはならない。
【語源・由来】
「後漢書」宋弘伝から。
【類義語】
・糟糠の妻(そうこうのつま)
【対義語】
–
【英語訳】
It is both a suffering-troubles wife. Good wife.
「糟糠の妻は堂より下さず」の使い方
ぼくの叔父さんは、会社の経営が落ち着くまで、とても苦労をしたみたいなんだ。
それは大変な思いをされたのね。
経営が落ち着いた今でも、糟糠の妻は堂より下さずといって、妻のことを大切にすると話していたよ。
とても素敵なご夫婦ね。
「糟糠の妻は堂より下さず」の例文
- 糟糠の妻は堂より下さずというように、苦労を共にした妻のことは一生大切にしようと思っているよ。
- 糟糠の妻は堂より下さずというのに、彼は社長になった途端に妻と別れて、新しい妻を迎えたようだと聞いた。
- 貧しいこともあったけれど、生活が裕福になったのは妻のおかげだ。糟糠の妻は堂より下さずというように、これからも大切にしたいと思う。
まとめ
苦労を共に乗り越えてきた妻の存在は、とても大切なものなのではないでしょうか。
糟糠の妻は堂より下さずというように、出世したり成功したりしたからといって、簡単に捨ててしまうようなことはしたくないですね。