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【滄海の一粟】の意味と使い方や例文(類義語・対義語・英語訳)

滄海の一粟

【ことわざ】
滄海の一粟

【読み方】
そうかいのいちぞく

【意味】
広大なものの中の極めて小さいもの。宇宙における人間の存在のはかないことにいう。

【語源・由来】
「蘇軾・前赤壁賦」から。広大な青海原に浮かんでいる一粒の粟の意から。

【類義語】
・九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)

【対義語】

【英語訳】
A drop in the ocean.
It of the existence of man in the universe is small.

「滄海」は、「蒼海」とも書く。
しかし、「宗海」「桑海」などと書くのは誤り。

「滄海の一粟」の使い方

健太
昨日おじいちゃんの家に遊びに行ったんだ。
ともこ
なにを話したの?
健太
おじいちゃんが若い頃の話を、いろいろ聞かせてくれるんだ。最後には必ず、人の一生は滄海の一粟の如くはかないと言うんだ。
ともこ
そうね、そうかもしれないわね。

「滄海の一粟」の例文

  1. 星を眺めていると思うことは、宇宙から見た自分の存在というものは、きっと滄海の一粟のように過ぎないのだろう。
  2. どれほどの権力を手に入れたとしても、人の人生とは滄海の一粟の如くはかないものなのだよ。
  3. 彼は歴史小説を読むのが好きだと話していた。読み終えるといつも、人生とは滄海の一粟というようにはかないものだと思うようだ。
  4. 人生は滄海の一粟のようにはかないというけれど、それでも精一杯生きてみようと思っている。
  5. 登山家の彼女の話を聞いていると、広大な自然の前ではきっと人の存在は、滄海の一粟のようなものなのだろう。

まとめ

宇宙の中での地球の存在は、きっととても小さいものなのではないでしょうか。
また、地球の中での人間の存在というものも、とても小さなものですね。
滄海の一粟のようにはかないと思うことがあっても、精一杯生きたいものですね。


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