【ことわざ】
速やかならんと欲すれば則ち達せず
【読み方】
すみやかならんとほっすればすなわちたっせず
【意味】
早くしようと急ぐと失敗するということ。
【出典】
「論語」
孔子が魯の町の莒父の町で長官になった弟子の子夏に、自分の理想とする政治を性急に実現させようとせず、着実に推し進めるべきだと説いたことば。
【類義語】
・急いては事を仕損じる
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「速やかならんと欲すれば則ち達せず」の使い方
急げ急げ。
速やかならんと欲すれば則ち達せずよ。のんびりやりましょうよ。
急がないと遊ぶ時間が無くなってしまう。
遊ぶ約束は明日にしたら?急いで失敗したら、明日も遊べなくなるわよ。
「速やかならんと欲すれば則ち達せず」の例文
- 早く結果を出したいのは分かるが、速やかならんと欲すれば則ち達せずだ。
- 焦りは禁物。速やかならんと欲すれば則ち達せずというから一歩一歩着実にやっていこう。
- 急ぐとミスが増えるだけだ。速やかならんと欲すれば則ち達せずというから落ち着いて取り組もう。
- 速やかならんと欲すれば則ち達せずというので、冷静さをもって事に当たる。
- 急ごうとすると焦りが生じ失敗につながるので、速やかならんと欲すれば則ち達せずだ。