「水中に火を求む」の意味(類義語)
【ことわざ】
水中に火を求む
【読み方】
すいちゅうにひをもとむ
【意味】
手に入れることが不可能なものを無理に求めること。ないものねだり。
なるほど、そういうことか。つまり、どんなに頑張っても叶えられないことを願うのは、水の中で火を探すようなもんやってことやな。
無理なことを望むのは無駄やってことを教えてくれる言葉やね。現実を見極めて、可能なことに努力を注ぐべきってことやわ。
【類義語】
・木に縁りて魚を求む
・山に蛤を求む
・畑に蛤
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「水中に火を求む」の解説
カンタン!解説
このことわざはね、「水中に火を求む」と言って、これは水の中で火を見つけようとすること、つまり絶対に無理なことをやろうとしているって意味なんだ。
たとえば、プールの中でマッチを擦って火をつけようとするみたいなこと。水の中では火は絶対につかないから、いくらやっても無理なんだよ。これは、現実には起こり得ないことをやろうとしていることを表しているんだ。
だから、このことわざは、どんなに頑張っても絶対に叶わないようなことをしようとしている人に使う言葉なんだよ。現実を考えて、可能なことに挑戦することが大切だって教えてくれているんだね。
「水中に火を求む」の使い方
餃子が食べたい…。
水中に火を求むようなものよ。ここはイタリア料理店よ。
急に口の中が餃子になったんだ。
帰りに餃子屋によればいいじゃない。
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「水中に火を求む」の例文
- 隣の芝生は青く見えるように、人の物は良く見えるものだが、それを本気で欲するのは水中に火を求むごとしだ。
- 分相応というものがあるだろうに、水中に火を求むとは愚かなことだ。
- 水中に火を求めてもしょうがないし、探せば似たようなものをすでに持っているかもしれない。
- 水中に火を求むのをやめたら人生楽になる。
- 彼がこのチームに入ってくれれば完璧だったのにな。今となっては水中に火を求むとわかっていても言いたくなる。
水の中に火を見つけることは不可能だから、このたとえは、現実にはあり得ないことを求める無駄さを表しているんだね。