【ことわざ】
寸膠は黄河の濁を治する能わず
【読み方】
すんこうはこうがのだくをちするあたわず
【意味】
小さな力では大きなことを成し遂げることはできないこと。
「膠」は、にかわ。水の濁りを止めるはたらきがあるとされる。
【出典】「抱朴子」
【語源・由来】
少量のにかわでは、広い黄河の流れの濁りをすべて澄ませることはできない意から。
【スポンサーリンク】
「寸膠は黄河の濁を治する能わず」の使い方
投票に行く意味はあるのかな。寸膠は黄河の濁を治する能わずだよね。
一人では微力だけど、大勢集まると世の中を動かす力があるのよ。
18歳以上の人口だよね。1億人くらいかな。
1億人集まると何でもできそうでしょう?
「寸膠は黄河の濁を治する能わず」の例文
- 僕一人がいくら奔走しても、寸膠は黄河の濁を治する能わずだった。
- あごの力が強いと言っても、蟻一匹でこの肉塊は運べない。寸膠は黄河の濁を治する能わずだ。
- 寸膠は黄河の濁を治する能わずだが、SNSで仲間を募れば戦争を止めることだってできる。
- 個人の力で大企業と相対するのは、寸膠は黄河の濁を治する能わずというものだ。
- 寸膠は黄河の濁を治する能わずで、一人の力では限界があり不可能だ。