「他弓挽く莫れ」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
他弓挽く莫れ
【読み方】
たきゅうひくなかれ
【意味】
他人のことには干渉するなということ。他人のことに気を取られず、自己の充実に努めるべきだということ。
「他弓」は、他人の弓。
「他弓挽く莫れ」ということわざは、他人のことに干渉せず、自分自身のことに集中するべきだという意味があるんだよ。
そうかいな。つまり、「他人のことに首を突っ込むな」ってことやな。
他人のことに気を使いすぎて、自分のことがおろそかになると自分自身の成長が止まってしまうもんな。他人のことよりも、まずは自分自身を大事にせなあかんってことやな
【出典】
「無門関」
【語源由来】
他人の弓は引くなという意から。
【スポンサーリンク】
「他弓挽く莫れ」の解説
カンタン!解説
「他弓挽く莫れ」っていうことわざはね、他人のことに口を出したり干渉したりするなっていう意味だよ。
たとえば、友達が練習しているピアノの演奏についてうるさく文句を言ったり、自分の考えを押し付けたりするのはよくないんだ。それよりも、自分のことに集中して自分自身をより良くすることに努めるべきなんだよ。
「他弓」っていうのは、他人の弓のことだよ。「挽く莫れ」は、引くなという意味。だから、「他弓挽く莫れ」っていうのは、他人のことに口を出すな、ということを教えてくれるんだね。それよりも、自分自身の成長や向上に集中することが大切なんだよ
「他弓挽く莫れ」の使い方
何か事件があると、SNSは大盛り上がりね。
そうだね。他弓挽く莫れっていうのにね。
みんな余裕があるのね。私なんて自分のことで精いっぱいだわ。
みんな暇なんだよ。自分のことだけ考えていればいいのに。
【スポンサーリンク】
「他弓挽く莫れ」の例文
- 言わんこっちゃない。他弓挽く莫れと警告したのに、首を突っ込むから厄介事に巻き込まれる。
- 古文の生活だって不安定なんだから、他弓挽く莫れ。
- 興味本位で他人の事情に関わってはいけない。他弓挽く莫れというよ。
- お節介ばかり焼いて、自分のことが疎かになっているよ。他弓挽く莫れだよ。
- 他弓挽く莫れというのに、他人家庭の心配ばかりしている。そんなんだから自分の家庭も壊れるんだ。