「玉を攻むるに石を以てす」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
玉を攻むるに石を以てす
【読み方】
たまをおさむるにいしをもってす
【意味】
取るに足りないものでも、それを使いすぐれたものをつくり上げることができる。物の一つ一つに役割があり、不必要なものは何一つない。
つまり、「ありふれたものでも、うまく使えばすごいものをつくれる」ってことやな。
何もかもが役に立つんやな、使い方次第で。誰かが「これ要らんわ」と捨ててしまったものでも、上手く活用したら大切なものに変えられるんやな。それが、このことわざが教えてくれてることやな。
【出典】
「潜夫論」
【語源由来】
玉を磨き上げるのに、普通の石を砥石として用いる意から。
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「玉を攻むるに石を以てす」の解説
カンタン!解説
「玉を攻むるに石を以てす」っていうことわざは、見た目では取るに足りないように思えるものでも、それをうまく使えば価値あるものを作り出すことができるっていう意味だよ。
例えばね、クラスで工作の時間があったとして、廃材やゴミと思われていた物でも、それを使って素晴らしいアート作品を作り上げた子がいたら、その子がまさに「玉を攻むるに石を以てす」を実践しているんだよ。
このことわざは、どんなものにも役割があり、何もかもが大切で無駄なものは一つもないっていう考えを教えてくれるんだ。つまり、どんなものでも大切に扱い、その価値を見つけ出すことが大事だってことだね。
「玉を攻むるに石を以てす」の使い方
僕はこのチームにはいらない存在なんだろうな。
玉を攻むるに石を以てすというから、必要に決まっているじゃない。
エースの彼らがいればそれでいいんじゃないかな。
彼らだけでやれることは意外と少ないわよ。
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「玉を攻むるに石を以てす」の例文
- 断捨離なんて無理だ。玉を攻むるに石を以てすという。
- 玉を攻むるに石を以てすといい、メンバーを生かすも殺すもリーダー次第なんだ。
- 落ち葉でこんなアートを生み出すとは、玉を攻むるに石を以てすだな。
- ゴミを使ってオブジェを作り、世の中の人に玉を攻むるに石を以てすという考えを広める。
- 玉を攻むるに石を以てすというから、あれもこれもきっと役に立つよ。
つまり、すべてのものには役割があるし、無駄なものは一つもないということを教えているんだ。