「他人の正目」の意味(類義語)
【ことわざ】
他人の正目
【読み方】
たにんのまさめ
【意味】
当事者よりも関りのない他人の見解の方が、公平で正確だということ。
「他人の正目」ということわざは、他人が見る目は客観的で公平で、その判断はしばしば正しいという意味があるんだよ。
なるほどなぁ、他人っていうのは自分のことには関係ないから公平に見えるってわけやな。
自分だけでなく、他人の意見もちゃんと聞いてみることの大切さを教えてくれる言葉やね。自分だけの視点じゃなくて、他人の視点も大切にするんやな、これは。
【類義語】
・傍目八目
・陰陽師身の上知らず
・医者の自脈効き目なし
【スポンサーリンク】
「他人の正目」の解説
カンタン!解説
「他人の正目」っていうことわざはね、自分の関わりがない他人の見方、つまり、自分の感情や偏見が入らない公平で客観的な視点が、よくて正確なものだっていうことを教えてくれるんだ。
たとえば、友達同士が喧嘩したときに、第三者の視点からその状況を見ると、どちらが悪かったのか、どうすれば解決できるのかがはっきりわかることがあるよね。それが「他人の正目」の考え方なんだ。
「正目」ってのは、木の筋がまっすぐに通っているという意味で、それが比喩的に「公平で正確な視点」を意味しているんだよ。
だから、「他人の正目」は「自分に関係がない人の見方が公平で正確」っていう意味になるんだね。それは、私たちが問題を解決するときや、何かの判断をするときに、自分だけの視点だけでなく、他人の視点も大切にするべきだという教えを伝えているんだよ。
「他人の正目」の使い方
僕ってイケメンかも。
他人の正目っていうから、他の人の客観的意見を聞いた方が良いわよ。
十人中十人がイケメンって言うでしょう。
それはどうかな。
【スポンサーリンク】
「他人の正目」の例文
- 行き詰まった時は、他人の正目に頼った方がスムーズにいくだろう。
- 親に意見を求めても、親の贔屓目で正確な答えは得られない。他人の正目の方が信頼性が高い。
- 友だちの見解を参考にすることもあるが、やはり何よりも参考になるのは、他人の正目だ。
- 他人の正目といい、無関係な人の方が無配慮で正確な意見を述べてくれる。
- 近しい人はどうしてもストレートな発言を避ける傾向にあるので、他人の正目にはかなわない。