「棣鄂の情」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
棣鄂の情
【読み方】
ていがくのじょう
【意味】
美しい兄弟愛のこと。
そうなんや!つまり、兄弟みたいに仲良しで、一緒にいると心が温かくなるような関係を言うんやな。
この言葉、なんかええ感じやな。家族みたいな人たちとの絆の大切さを感じることができるわ。
【語源由来】
にわざくらの花のがくが、花のもとを支えて美しく咲くのを、兄弟が仲良くかたまっているさまにたとえたもの。
【出典】
「詩経」
【スポンサーリンク】
「棣鄂の情」の解説
カンタン!解説
「棣鄂の情」っていう言葉は、とっても仲の良い兄弟の関係を表しているんだよ。これは、庭に咲く梅の花が、花のがくと一緒に寄り添って美しく咲く姿から来ているんだ。
「棣」(てい)は、庭に咲く梅の花のことで、「鄂」(がく)は花のがくのことなんだ。この二つが寄り添って咲く様子が、兄弟が仲良く過ごす様子に似ていると考えられているんだよ。
例えばね、兄弟が一緒に遊んだり、助け合ったりして、いつも笑顔で楽しそうにしていると、人々はその姿を見て「棣鄂の情だね」と言うかもしれないよ。
この言葉は、兄弟愛の美しさや、人々との良い関係の大切さを教えてくれるんだ。だから、友達や家族との時間を大切にして、みんなと楽しく過ごすことが大切なんだね。
「棣鄂の情」の使い方
兄さんと京都に旅行するんだ。
棣鄂の情ね。
兄弟で旅行って珍しいねって言われるよ。
希少よね。これからも仲良くしてね。
【スポンサーリンク】
「棣鄂の情」の例文
- 兄弟で助け合う、棣鄂の情に心打たれる。
- 親子間は破綻していて仲が悪いが、棣鄂の情があるので僕ら兄弟は寂しくない。
- 彼らは年が離れているが、棣鄂の情を感じるような仲睦まじい兄弟だ。
- まさに棣鄂の情といった感じだったが、遺産相続問題で兄弟間に亀裂が入り残念なことになった。
- 互いに思いやる棣鄂の情がある兄弟なので、これからも喧嘩をすることなく仲良く協力し合っていくだろう。
互いに理解し合い、支え合う美しい関係を表現しているんだ。