【ことわざ】
鉄は熱いうちに打て
【読み方】
てつはあついうちにうて
【意味】
鉄は熱して軟らかいうちに打って鍛えるように、人も純粋な気持ちを失わない若いうちに鍛練すべきである。また、物事を行うには、それに適切な時期を失してはいけない。
【語源・由来】
イギリスのことわざ「Strike while the iron is hot.」から。
【類義語】
・老い木は曲がらぬ
・好機逸すべからず
・矯めるなら若木のうち
・鉄は熱いうちに鍛えよ
【スポンサーリンク】
「鉄は熱いうちに打て」の使い方
なにか新しいスポーツでも始めてみようかな。
それはいいね。これから就職活動だし、履歴書に趣味として書けたらいいよね。
それもそうだね。鉄は熱いうちに打てというし、来週にでも調べてみよう。
それをいうなら、今からでも調べたら良いのに。
「鉄は熱いうちに打て」の例文
- 英語教育は幼少期から始めた方が良いと言われている。まさに鉄は熱いうちに打て、である。
- 鉄は熱いうちに打て、なのだから、自分の気持ちが盛り上がっているうちに、すぐプロポーズした方が良いとおもう。
- その電話は今すぐに折り返した方が良いだろう。鉄は熱いうちに打てだぞ。
- 若い頃に肉体は鍛えておくべきで、年を取ってから初めて鉄は熱いうちに打て、を身にしみて感じるよ。
【スポンサーリンク】
「鉄は熱いうちに打て」を英語で言うと?
「鉄は熱いうちに打て」の英語表現をご紹介します。
※英語の声:音読さん
Strike while the iron is hot.
- 直訳:鉄は熱いうちに打て。
- 意味:物事は時期を逃さないうちに実行しないと成功しにくい。
- 用語:strike:打つ / iron:鉄
「鉄は熱いうちに打て」は英語で「Strike while the iron is hot」と表現され、15世紀のイギリスで生まれたとされています。「善は急げ」や「思い立ったが吉日」と似た状況で用いられる言葉で、どちらの意味でも使って問題ありません。
Make hay while the sun shines.
- 直訳:日が照っているうちに干し草を作りなさい。
Never put off till tomorrow what you can do today.
- 直訳:今日できることを明日に延ばすな。