「庭訓」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
庭訓
【読み方】
ていきん
【意味】
家庭の教訓。家庭教育。
あー、わかるわかる。つまり、お家でのマナーや生活の基本を教えられることやな。
親が子供に「こうした方がええで」とか「これはしちゃあかん」とか、教えてくれること全部を指してるんやな。親の知恵袋みたいなもんやね!
【語源由来】
孔子が庭を通り過ぎようとした長男を呼び止め、詩や礼を学ぶべきことを教えたという故事から。
【出典】
「論語」
【スポンサーリンク】
「庭訓」の解説
カンタン!解説
「庭訓」は、おうちでの大切な教えや、親から子どもへの教育のことを指す言葉なんだよ。
この言葉の背景には、昔の中国の偉い人、孔子(こうし)さんの話があるんだ。孔子さんは、自分の弟子である子鯉(しり)さんに、庭の中で、大切な詩や礼儀のことを教えていたんだ。
例えばね、お父さんやお母さんが「ありがとう」や「ごめんなさい」といったお礼や謝罪の言葉の大切さを教えてくれることがあるよね。それも「庭訓」の一例なんだ。
この「庭訓」は、おうちでの教育がとても大切だということを教えてくれるんだよ。親が子どもに優しさや礼儀、正しいことを教えることで、子どもも素敵な大人に育つんだね。だから、親の教えを大切に聞いて、いい人になろうね!
「庭訓」の使い方
素行が悪い子供がいると、学校の責任になることが多いわね。
学校って言うより、庭訓に問題があるんだよね。
そうでしょうね。
何でもかんでも学校のせいにするから、先生たちが疲弊するし、熱血教師がいなくなるんだよね。
【スポンサーリンク】
「庭訓」の例文
- 頭の良さは遺伝子では決まらない。庭訓次第である。
- 子供を怒らないほめてのばす親が増え、庭訓がしっかりなされていない子が増えた。
- 庭訓が、その後の教育の基礎となる。
- インターネットのおかげで、学校に行かなくても庭訓で専門的知識まで学ぶことが可能になった。
- 鉛筆や箸の持ち方がおかしいと、庭訓がなされていない、親の責任ということになる。
これは、親から子へと伝えられる大切な価値観や生き方の指針となるものだね。