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【君子蕩蕩として小人戚戚たり】の意味と使い方や例文(出典)

君子蕩蕩として小人戚戚たり

「君子蕩蕩として小人戚戚たり」の意味(出典)

意味【ことわざ】
君子蕩蕩として小人戚戚たり

【読み方】
くんしとうとうとしてしょうじんせきせきたり

【意味】
人の上に立つ人は、道に従い心がおだやかでのびのびとしている。小人物は憂いがなくならず心が安らかでいられないということ。

「蕩蕩」は、おだやかで心がゆったりとしていること。「戚戚」は、心配してくよくよすること。
ことわざ博士
「君子蕩蕩として小人戚戚たり」という言葉は、優れた人は、正しい道を歩んでいるため、心が平穏で自由自在に過ごしていることを示している。

一方で、小さな考えの人は、常に心に悩みを抱えており、安心して生きることができない、という意味だよ。

助手ねこ
あー、なるほどな。つまり、ちゃんとした人は、正しいことをしてるから心がラクで、ゆったりとしてるわけや。

でも、小さな考えを持つ人は、いつも何かに困ったり、悩んだりしてるんやね。大きな心で、正しいことを選べば、のんびりとした生活が送れるってことやな。正直が一番やね!

【出典】
論語ろんご

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「君子蕩蕩として小人戚戚たり」の解説

カンタン!解説
解説

「君子蕩蕩として小人戚戚たり」っていう言葉はね、大きな役割や責任を持つ人は、ちゃんとした道を守って、心が安定していてのんびりとしているってこと。一方で、小さな考えの人は、いつも心配事が尽きなくて、ソワソワしているって意味だよ。

「蕩蕩」というのは、心がゆっくりしていて、落ち着いている状態のこと。反対に「戚戚」は、気になって仕方がない、あれこれと心配してしまうことを言うんだ。

たとえばね、先生や親のような大人は、色んな経験をしてきて、大きな目で物事を見ているから、小さなトラブルには動じない。でも、経験が少ない子供や、自分のことばかり考える人は、ちょっとしたことで心がざわざわしてしまうことがあるんだ。

この言葉は、心の落ち着き方や考え方の大切さを教えてくれるんだよ。大きなことを背負っても、心を安らかに保つことの大切さを伝えているんだね。

「君子蕩蕩として小人戚戚たり」の使い方

健太
悩ましいなあ。
ともこ
君子蕩蕩として小人戚戚たりよ。正しい道を行けば悩みは無くなるわ。
健太
できるだけ正しくあろうとしているんだけどな。
ともこ
できるだけじゃだめなのよ。完全に正しくないといけないの。
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「君子蕩蕩として小人戚戚たり」の例文

例文
  1. 君子蕩蕩として小人戚戚たりというから、やましいところのない立派な人間になりたい。
  2. 修行を積み煩悩を失くし、君子蕩蕩として小人戚戚たりの君子のようにのびのびと生きたい。
  3. 正義を貫けば、君子蕩蕩として小人戚戚たりで人生をゆったりと謳歌できる。
  4. いつまでもくよくよする生き方はいやだ。君子蕩蕩として小人戚戚たりというから、正しい道を行きのびのび生きる。
  5. 君子蕩蕩として小人戚戚たりといい、小人物ほど悩み苦しみ自殺するまで自分を追い込む。




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