「敵国外患無き者は国恒に亡ぶ」の意味(出典)
【ことわざ】
敵国外患無き者は国恒に亡ぶ
【読み方】
てきこくがいかんなきものはくにつねにほろぶ
【意味】
国や民が安楽に浸ることを戒める言葉。対立する存在や外国から攻めこまれる心配がない国は、緊張感がなくなり、いずれ滅亡する。
「敵国外患無き者は国恒に亡ぶ」という言葉は、敵や競争相手がいない状態が、実は危険なことを示しているんだよ。
ふーん、つまり、あんまりラクして気を抜いてると、そのうちおおごとになることもあるんやな。敵がいるからこそ、ちゃんと気を引き締めてがんばることができるんや。
敵がいないと思って油断するのは、まずいことになるかもしれへんな。やっぱり、いつもちゃんと気を引き締めておかなアカンってことやろ。
【出典】
「孟子」
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「敵国外患無き者は国恒に亡ぶ」の解説
カンタン!解説
「敵国外患無き者は国恒に亡ぶ」っていう言葉はね、ちょっとややこしいけど、簡単に言うと、敵がいない国や外から攻められる心配がない国は、みんなが油断してしまって、最終的に国が滅びてしまうことを表しているんだよ。
例えば、サッカーの試合でね、相手チームが弱いからって油断してしまうと、意外と負けてしまうことがあるんだ。みんなが頑張らないと、突然負けることもあるよね。
この言葉は、そんな感じで、敵がいないからって油断してしまうと、いつの間にか力が弱まってしまうことを教えてくれるんだ。
だから、いつも最善を尽くして、油断せずに物事を進めるように心がけると、いい結果が出ることが多いんだよね。この教えは、国だけでなく、勉強や運動、いろいろなことにも使える大切な教えなんだよ!
「敵国外患無き者は国恒に亡ぶ」の使い方
日本は平和ボケしてしまっているね。
敵国外患無き者は国恒に亡ぶっていうわよね。
いずれ滅ぶのかな。
日本に攻め込んでも資源がないし、攻める意味がない気がするわ。
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「敵国外患無き者は国恒に亡ぶ」の例文
- あのトップ企業が下位に陥落したが、敵国外患無き者は国恒に亡ぶだ。トップの座に胡坐をかいていたんだろう。
- 敵国外患無き者は国恒に亡ぶというから、海の向こうからミサイルが飛んできて、隣国に強敵がいるのは幸いなのかもしれない。
- アメリカは向かうところ敵なし状態なので、敵国外患無き者は国恒に亡ぶということになるやもしれぬ。
- ライバルがいないと敵国外患無き者は国恒に亡ぶから、常に自分より強い相手を求め続けた方がいい。
- 敵がいると安眠出来ずうざいが、敵国外患無き者は国恒に亡ぶので、必要悪とも言える。