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【亭主元気で留守がいい】の意味と使い方や例文(語源由来)

亭主元気で留守がいい

「亭主元気で留守がいい」の意味(語源由来)

意味
【ことわざ】
亭主元気で留守がいい

【読み方】
ていしゅげんきでるすがいい

【意味】
夫婦の間柄において、夫は家にお金を入れるだけで良く、常から家にいない方が妻にとって都合が良いということを意味する言葉。

ことわざ博士
「亭主元気で留守がいい」とは、夫が家庭を支えるために外で働き、家にお金を入れるだけで十分であり、実際には家にあまりいない方が妻にとって都合が良いという意味の言葉なんだよ。
助手ねこ
なるほどなぁ。つまり、夫がしっかり稼いでくれてるなら、普段は家にいなくてもええってことやな。家にお金を入れることが役割で、家の中のことにはあまり口を出さない方がうまくいくって考えやね。

昔の夫婦の役割分担を表すことわざやな。今は変わってきてるけど、昔はこんな考えもあったんやね。

【語源・由来】
大日本除虫菊株式会社のCMのコピーから広がった言葉であり、1986年の流行語の一つにも選ばれている。

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「亭主元気で留守がいい」の解説

カンタン!解説
解説

「亭主元気で留守がいい」ということわざは、夫婦関係において、夫は仕事で家を留守にしている方が、家庭の平和にとって良いという意味を持っている言葉だよ。

この表現は、夫が家計を支えるために外で働き、家庭にお金を入れる役割を果たすことは大切だが、日常的に家にいることが多いと家庭の平穏が乱れることがあるという考えを示しているんだ。つまり、夫が元気で働いていることは望ましいが、家にずっといると妻の自由や家庭の運営に影響を与える可能性があるということを言っているんだね。

このことわざは、特に昔の日本の夫婦関係においてよく使われた言葉で、夫が外で仕事をし、妻が家庭を管理するという伝統的な役割分担を反映しているんだよ。しかし、現代では家庭の形態や夫婦の役割が多様化しているため、この表現が示す考え方は古いものと見なされることもあるんだ。

このように、「亭主元気で留守がいい」という言葉は、夫が家庭にお金を入れることは大切だが、家庭内での存在感が強すぎると問題が生じることを示しているんだね。

「亭主元気で留守がいい」の使い方

健太
母さんが、亭主元気で留守がいいって言っていたよ。
ともこ
かつては愛し合った二人なのに、そうなってしまうのね。
健太
父さんは、家にいると散らかすし、お腹減ったしか言わないし、掃除機がうるさいって文句を言いながらごろごろしているし、休日出勤すればいいのにって言っているよ。
ともこ
どの家も同じね。
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「亭主元気で留守がいい」の例文

例文
  1. 亭主元気で留守がいい、離れている間に愛情が増す。
  2. 亭主元気で留守がいい、外で好きな仕事をして稼いで来てくれればいい。
  3. 亭主元気で留守がいいと言われない様に、洗濯物は表にして出し、トイレ掃除を毎日する。
  4. 亭主元気で留守がいい、午後まで口を開けて寝ているなんて腹立たしい。
  5. 亭主元気で留守がいい、主人は口うるさいので祝日が多いとげんなりする。

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