「塵を結んでも志」の意味(類義語)
【ことわざ】
塵を結んでも志
「塵を結んでも印」ともいう。
【読み方】
ちりをむすんでもこころざし
【意味】
塵のようなほんの少しの贈り物であっても、贈り主の心の表れである。
「塵を結んでも志」ということわざは、贈り物が小さいものであっても、それが贈る者の気持ちを表すという意味があるんだよ。
ほんまやな。それはつまり、「小さいプレゼントでも、それが贈った人の気持ちを伝える」ってことやな。
贈り物の大きさよりも、気持ちの方が大事って教えてくれるんやな。
【類義語】
・志は髪の筋
・志は木の葉に包む
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「塵を結んでも志」の解説
カンタン!解説
「塵を結んでも志」っていうことわざはね、プレゼントの大きさや価値っていうのは重要じゃなくて、それを贈る人の気持ち、つまり心が一番大切だよ、っていう意味だよ。
たとえば、誕生日に友達からもらったプレゼントが、すごく小さなものだったとしても、その友達が一生懸命選んでくれて、心からおめでとうと思ってくれていることが大切なんだよね。それが「塵を結んでも志」っていうことわざの意味だよ。
「塵」っていうのは、ちっぽけなものやゴミのことを表していて、「結ぶ」は、それを包んで贈ることを意味しているんだ。「志」は、その人の心や意志を示しているんだよ。
だから、「塵を結んでも志」っていうのは、「たとえ小さなものでも、それを贈る人の心が大切」っていうことを教えてくれることわざなんだよ。大切なのは物の価値ではなく、心からの気持ちだよね。
「塵を結んでも志」の使い方
友達にたんぽぽをもらったの。
ちっぽけな贈り物だね。
そんなことないわよ。塵を結んでも志よ。うれしいわ。
タンポポの花言葉は、真心の愛だもんね。
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「塵を結んでも志」の例文
- どんなに下手な絵でも私の顔を描こうとしてくれた気持ちが嬉しく、塵を結んでも志だと思う。
- 塵を結んでも志だから、何を贈ったかではなく贈ることに意味がある。
- ちょっとしかなくても、塵を結んでも志だ。少なくても大きな誠意を感じる。
- 塵を結んでも志というから、少量でも気持ちは伝わるはずだ。
- ささやかなものでも思いは伝わる。塵を結んでも志というから、中身ではなく気持ちが大事だよ。