「鳶も居住まいから鷹に見える」の意味(語源由来)
【ことわざ】
鳶も居住まいから鷹に見える
【読み方】
とびもいずまいからたかにみえる
「鳶」は、「とんび」とも読む。
【意味】身分が低いものでも、所作がきちんとしているならば立派な人間に見えるということ。
「鳶も居住まいから鷹に見える」ということわざは、人の外見や出自よりも、どのように行動や振る舞うかでその人の価値や印象が大きく変わるという意味を持っているんだ。
ああ、それはつまり、見た目や背景よりも、どんなにちっぽけな存在やと思われてても、ちゃんと振る舞いが上品やったら、すごい人に見えるってことやな。
立ち振る舞いが大事やねんてことや。
【語源由来】
見栄えの良くない鳶でも、振る舞い次第で鷹に見えるという意から。
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「鳶も居住まいから鷹に見える」の解説
カンタン!解説
「鳶も居住まいから鷹に見える」ということわざは、人の価値や印象はその見た目や振る舞いによって大きく変わることを示しているんだ。
具体的には、鳶(とんび)は鷹よりも見かけや能力が劣っているとされているけど、その振る舞いや姿勢が良ければ鷹のように優れて見える、という意味だよ。これは、人も外見や生まれだけでなく、どのように振る舞うか、どのような態度でいるかが大切であることを示しているんだ。
このことわざは、外見や背景だけでなく、人の態度や振る舞いがどれだけ大切かを伝えてくれているんだ。
「鳶も居住まいから鷹に見える」の使い方
健太くん。動作が雑よ。
生まれも育ちも庶民なんだからしょうがないよ。
鳶も居住まいから鷹に見えるっていうわよ。動作を丁寧にすると、育ちが良く見えるわよ。
育ちが良く見えた方が重用されやすいかな?それならがんばるよ。
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「鳶も居住まいから鷹に見える」の例文
- 母がマナー教室に通い始めたが、鳶も居住まいから鷹に見えるように上流階級のマダムのようだ。
- 偽物の王女様だったが、誰もなりすましに気が付かなかった。鳶も居住まいから鷹に見えるというが、皆騙されるほどの居住まいだった。
- あのじゃじゃ馬だったともこちゃんが、所作を美しくしただけで、鳶も居住まいから鷹に見える。
- 鳶も居住まいから鷹に見えるというように、居住まいを正した健太くんはどこぞの御曹司のように見えるが、口を開くと地が出る。
- 居住まいで面接に落とされることもあるというし、鳶も居住まいから鷹に見えるというから、指の先まで神経をとがらせて美しい挙動を心掛ける。