「徳有る者は必ず言有り」の意味(出典)
【ことわざ】
徳有る者は必ず言有り
【読み方】
とくあるものはかならずげんあり
【意味】
徳のある人は。発する言葉も立派であるということ。
「徳有る者は必ず言有り」ということわざは、人の内面の良さや徳のある人は、その言葉や行動にも品位や資質が反映される、という意味を持っているんだよ。
なるほど!心の中がきれいで、善意に満ちている人は、その言葉や行動にもそれが現れるもんね。
逆に、心に欺瞞があると、それもどこかで見え隠れすることがあるやろうね。だから、心の徳を大切にすることが大事なんやね!
【出典】
「論語」
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「徳有る者は必ず言有り」の解説
カンタン!解説
「徳有る者は必ず言有り」という言葉はね、心の中が良い、すなわち「徳」がある人は、口に出る言葉もきっと素敵で立派なものになるって意味だよ。
例えば、心の中で常に人のことを思いやり、感謝の気持ちを持っているような人は、自然とその気持ちが言葉に出て、相手を励ます言葉や感謝の言葉をたくさん言うことができるんだ。反対に、心が乱れていたり、他人のことを考えていない人は、言葉も乱れてきたり、相手を傷つけるようなことを言ってしまうこともあるよ。
だから、このことわざは「内面がきれいで徳のある人は、言葉にもその良さが現れるよ」ということを教えてくれているんだ。心を大切にして、常に良い気持ちや考えを持つことが、素敵な言葉を生む秘訣なんだね。
「徳有る者は必ず言有り」の使い方
徳有る者は必ず言有りっていうけど、彼の言うことは説得力があってためになるね。
徳のない大人の発言は、支離滅裂でその場しのぎで軽いわよね。
信用ならないなって思えるね。
徳のある大人になりたいな。
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「徳有る者は必ず言有り」の例文
- 先生の講演会のチケットは瞬殺だ。徳有る者は必ず言有りというが、先生の言葉は彼同様立派なものだ。
- 徳有る者は必ず言有りというように、言葉にはその人の為人が出るものだ。
- 失言が多い人は大抵人格に問題があり、徳有る者は必ず言有りというように、しっかりした発言をする人は立派な人が多い。
- 徳が高い人間の言葉は重みがあり、徳有る者は必ず言有りというように立派なもので、安心して聞いていられる。
- 二言三言交わせば、その人が信頼に足るか判断できるものだ。徳有る者は必ず言有りといい、発言に人格がはっきりあらわれる。