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【時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶ】の意味と使い方や例文(出典・故事)

時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶ

「時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶ」の意味(出典・故事)

意味

【ことわざ】
時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶ

【読み方】
ときをえたものはさかんに、ときをうしなうものはほろぶ

【意味】
時流にうまく乗る者は成功し、時流を見逃して乗り損なう者は失敗する。成否は、時流を敏感にとらえるかどうかにかかっている。

ことわざ博士
「時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶ」ということわざは、良いタイミングを捉えることが成功の鍵であり、そのチャンスやタイミングを逃すと失敗する、という意味を持っているんだよ。
助手ねこ
なるほど!要するに、いいタイミングを掴む人はうまく行くけど、それを逃したらチャンスが逃げちゃう、ってことやな。

タイミングって、本当に大切やね。ちょうど良い瞬間を見極めるのが、成功への近道やな!

【出典】
列子れっし

【故事】
魯の施氏に二人の息子があった。学問好きの子は斉に仕官し、兵法好きの子は楚に仕官してそれぞれ出世した。隣人の孟氏にも同じく二人の息子があった。孟氏に出世のコツを尋ねられた施氏はありのままを答えた。そこで孟子の息子の一人は秦へ行き学問で仕官することを願い出たが、仁義道徳では滅亡するとして追放された。もう一人の子は衛の国へ行き兵法で仕官したいと願い出た。衛の侯は「わが国は弱小で武力に頼ると滅亡する」と言った。怒った孟氏親子が施氏に抗議すると、施氏は「時を得る者は栄え、時を失う者は亡ぶ。やり方は同じであってもそれは時世にあわなかったからだ」と答えた。

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「時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶ」の解説

カンタン!解説
解説

「時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶ」という言葉は、『列子れっし』という古い中国の書物から来ているんだよ。この言葉の意味は、良い機会やチャンスに巡り会った人は成功する、一方で、その良い機会やチャンスを逃してしまった人は失敗してしまう、ってことを教えてくれているんだ。

簡単に言うと、タイミングがすごく大事ってことなんだよ。良いタイミングで行動すると、色んなことが上手くいくことが多い。でも、タイミングを逃すと、もっと良い結果が出るチャンスを失ってしまうこともあるんだ。

例えば、友達と遊ぶ約束をしたけど、ちょっと遅れてしまったら、楽しいイベントやアクティビティを逃してしまうこともあるよね。それと同じで、人生でもタイミングを逃すと、大切なチャンスを逃してしまうことがあるんだ。

だから、このことわざは「良い機会やタイミングに出会ったら、それをしっかりと掴むことが大切だよ」と教えてくれているんだよ。

「時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶ」の使い方

健太
タイミングが悪かったなあ。
ともこ
時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶっていうくらい、タイミングって大事よね。
健太
タイミング次第で成否の確率が大きく変わるよね。
ともこ
しっかりタイミングを見極めないとね。
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「時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶ」の例文

例文
  1. 成功者はチャンスに対する嗅覚が優れていて、時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶように時流に乗って大成功する。
  2. 時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶというように、チャンスを逃すと成功しづらい。
  3. 時流を見極めないと、時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶように失敗につながる。
  4. ママが機嫌が良い時におねだりすれば交渉成立するが、時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶごとく、機嫌が悪いと交渉決裂だ。
  5. 時を得た者は昌んに、時を失うものは亡ぶというが、物事にはタイミングというものがあるということを知った上で、いろんなことに取り組むべきだ。

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