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【遠くの親戚より近くの他人】の意味と使い方や例文(類義語・対義語・英語訳)

遠くの親戚より近くの他人
遠くの親戚より近くの他人

【ことわざ】

遠くの親戚より近くの他人

「遠くの親類より近くの他人」ともいう

【読み方】

とおくのしんせきよりちかくのたにん

【意味】

いざというときに頼りになるのは、遠くの親類より近くの他人である。

【語源・由来】

親類でも遠く離れていれば、情も通わなくなるもので頼みにすることはできないが、近くにいる他人のほうが頼りになることから。

「遠い親戚より近くの他人」と表すこともあります。
一説では、中国明代に編まれた箴言集『明心宝鑑』にある「遠水は近火を救い難く、遠親は近隣に如かず」の記述が、このことわざの由来とされています。

【類義語】
・遠親は近隣に如かず
・遠水渇を救わず
・遠水近火を救わず
・手遠い者はまさかの用に立たぬ
・遠い一家より近い他人
・遠き親子より近き隣
・遠くの親類より近くの他人

【対義語】
・血は水よりも濃い

【英語訳】
・A near friend is better than a far-dwelling kinsman.
・Good neighbor is better than a brother far off.

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「遠くの親戚より近くの他人」の使い方

健太
君は元々、地方出身だよね。上京してどれくらい経つの?
ともこ
そうね、もう5年程かしら。
健太
実家の家族や親戚などと離れて、寂しくならないものなの?
ともこ
それはもちろん寂しいけど、遠くの親戚より近くの他人で、大家さんにとても良くしてもらってるから心強いわ。

「遠くの親戚より近くの他人」の例文

  1. 家の近くで事故に遭った際、近所の人が手当をしてくれた。遠くの親戚より近くの他人を感じた。
  2. 遠くの親戚より近くの他人なんだから、何かあれば気兼ねなく相談してね、と上京した際に、社長から言ってもらえた。

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