「虎嘯いて谷風至る」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
虎嘯いて谷風至る
「虎嘯けば風生ず」ともいう。
【読み方】
とらうそぶいてこくふういたる
【意味】
英雄が世に現れ、風雲を巻き起こすこと。
「嘯く」は、ほえる。「谷風」は、万物を成長させる東風。
「虎嘯いて谷風至る」という言葉は、英雄や偉大な人物が現れると、その影響力や存在感で周りの状況や世の中に大きな変化や動きをもたらす、という意味があるんだ。
ああ、つまり、すごい人が出てきたら、その人の力や影響で、周りもピリッと変わってくるってことやな。
英雄が現れると、その迫力で世の中がざわつく、みたいな感じやね。強い存在感で、みんなを引きつける力があるってわけや。
【出典】
「淮南子」
【語源由来】
虎が吠えると東風が起こるということから。
【スポンサーリンク】
「虎嘯いて谷風至る」の解説
カンタン!解説
「虎嘯いて谷風至る」という言葉はね、とっても強くてすごい人、つまり英雄が出てきて、大きな影響や変化をもたらすことを表しているんだよ。想像してみて、虎が大きな声でほえると、谷を吹き抜ける強い風が来る、そんなイメージだよ。
「嘯く」というのは、ほえるという意味で、「谷風」とは、生き物や植物を元気にして成長させるような、いい風、特に東から吹く風を指しているんだ。だから、この言葉は、英雄の登場や活動が、世の中に新しい風をもたらす、ということを表現しているんだね。
「虎嘯いて谷風至る」の使い方
今までにない優秀そうな首相候補が出てきたね。
虎嘯いて谷風至るって感じね。
これでようやく日本が変わるかな。
良い方に変わっていくでしょうね。
【スポンサーリンク】
「虎嘯いて谷風至る」の例文
- 虎嘯いて谷風至るように救世主が現れて、この腐った国をなんとかしてくれないだろうか。
- 美しい国日本を目指す好機だ。彼こそ、虎嘯いて谷風至るようにこの国を変える英雄となる。
- 虎嘯いて谷風至るごとく、彼女は頭角を現し悪を粛清した。
- いつまでも悪がのさばっていられるわけではない。虎嘯いて谷風至り、英雄が現れる。
- 今こそ好機だ。虎嘯いて谷風至るように、君が風雲を巻き起こすんだ。