「鳥は食うとも、どり食うな」の意味
【ことわざ】
鳥は食うとも、どり食うな
【読み方】
とりはくうとも、どりくうな
【意味】
鶏肉は食べても、肺臓は食べない方がいい。
「どり」は、鳥類などの肺臓で、古くは有毒とされた。
「鳥は食うとも、どり食うな」ということわざは、鳥の肉は食べても良いけれど、鳥の肺臓は食べるべきではない、という意味があるんだよ。
あれ?それって、何か特別な理由でもあるんかな?
まぁ、とにかく、鳥の肉はうまうまやけど、肺臓だけは手を出さない方がええってことやな。
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「鳥は食うとも、どり食うな」の解説
カンタン!解説
「鳥は食うとも、どり食うな」っていう言葉は、鳥のお肉は食べても大丈夫だけど、鳥の肺の部分は食べちゃダメ、っていうことを言っているんだよ。
「どり」っていうのは、鳥の肺のことなんだ。昔の人たちは、この「どり」には毒があると思っていたから、食べないようにって言っていたんだよ。でも、実際には毒はないんだけどね。あと、別の話では、この「どり」の味があまりよくないから食べないほうがいいって言われていたこともあるみたい。
だから、この言葉は、鳥を食べるときには注意して、特定の部分だけは食べないようにしようっていうことを伝えているんだね。昔の人たちの知恵や経験からの教えって感じだよ。
「鳥は食うとも、どり食うな」の使い方
鳥は食うとも、どり食うなっていうけど、鶏肉は超苦い胆のう以外はほぼ食べられるらしいわよ。
あますことなく食すことが、命に感謝するってことだよね。
肺も食べようと思えば食べられるけど、そんなにおいしくない上に足がはやいんですって。
へえ。あまり見かけないものほど希少価値があって、興味をそそられるなあ。
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「鳥は食うとも、どり食うな」の例文
- 鳥は食うとも、どり食うなというように、インターネットがなかった時代は、言葉で後世の人間に危険性を伝えたものだ。
- 鶏肉の肺を安く譲ってもらったが、鳥は食うとも、どり食うなという通りおいしくなかった。
- 最近昆虫食が流行っているけど、鳥は食うとも、どり食うなという教えがあるように、何でもかんでも食べちゃだめだと思うんだ。
- 鳥は食うとも、どり食うなというから肺は廃棄していたが、最近欲しいという客がちらほらいる。
- 先人の知恵は馬鹿にできない。鳥は食うとも、どり食うなというからには、何かしら理由があるはずだ。