「年寄りの言う事と牛の鞦は外れない」の意味(類義語)
【ことわざ】
年寄りの言う事と牛の鞦は外れない
【読み方】
としよりのいうこととうしのしりがいははずれない
【意味】
たくさんの経験を積んだ老人のいうことに間違いはないから、ちゃんと聞くべきだということ。
「鞦」は、牛馬の尻にかけて車の轅や馬の鞍を固定させるひも。
「年寄りの言う事と牛の鞦は外れない」ということわざは、老人が話すことやアドバイスは、その経験からくるもので、だいたい正しい、という意味を持っているんだ。
ああ、それは「おじいちゃんやおばあちゃんが言うことは、当たることが多い」ってことやな。経験があるから、色々なことを知ってるんやろな。
その「鞦」っていうのも、しっかりと固定させる緒やから、それが外れることがほとんどないんやな。つまり、年寄りの言うことには、しっかりと耳を傾けた方がええってことやね。
・年寄りの言う事は聞くもの
【スポンサーリンク】
「年寄りの言う事と牛の鞦は外れない」の解説
カンタン!解説
「年寄りの言うことと牛の鞦は外れない」という言葉は、老人の経験や知恵に基づく意見や予測が的中することが多いという意味だね。
「鞦」というのは、牛の胸から尻にかけてつける緒で、これがしっかり固定されていると車を引く際に外れることはない。だから、この緒が外れないのと同じく、老人の言葉や予測も外れることは少ないという比喩になっているんだ。
簡単に言えば、この言葉は「老人が言うことは当たることが多いから、彼らの意見をしっかり聞いて信じるべきだよ」という意味になるね。
「年寄りの言う事と牛の鞦は外れない」の使い方
はこべの花が閉じると雨っていうから、明日は雨だっておばあちゃんが言うんだ。でも、雨雲レーダーを見たら雨じゃないんだよね。
年寄りの言う事と牛の鞦は外れないっていうから、きっと間違いないわよ。
明日は晴れてほしかったんだ。
遠足だもんね。
【スポンサーリンク】
「年寄りの言う事と牛の鞦は外れない」の例文
- 亀の甲より年の劫といい、お年寄りの経験は敬意を払うべきものだし、年寄りの言う事と牛の鞦は外れないというように、お年寄りの言うことは的を射ている。
- 直感は経験に裏付けられたものなので、年寄りの言う事と牛の鞦は外れない。年寄りの「何となく」は馬鹿にできない。
- 年寄りの言う事と牛の鞦は外れないというから、年長者に従った方がいい。
- おじいちゃんの忠告を無視するから、ひどい目に合うんだよ。年寄りの言う事と牛の鞦は外れないっていうから、素直に聞いていればいいのに。
- 年寄りの言う事と牛の鞦は外れないというように、お年寄りの意見は大体当たっていて、傾聴するに値する。