【堂に入る】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
堂に入る

【読み方】
どうにいる

【意味】
・ある事に熟達(じゅくたつ)していてみごとでさまになっていること。
・学問・技芸の真髄(しんずい)をきわめていること。

【語源・由来】
出典は「論語(ろんご)」で「堂に升(のぼ)りて室に入らず(奥義を極めるに至っていない)」からです。意味は学問や技芸はそこそこ上達しているが、「堂=客間」にのぼった程度で、まだ「室=奥の間」まで入っていないということです。

【類義語】

【対義語】

【英語訳】
He is an expert at making an address. (彼の演説は堂に入っている)という表現ができます。

「堂に入る」の使い方

ともこ
健太君。書道習い始めたの。
健太
習ってないよ。なんで?
ともこ
筆の持ち方が堂に入っているわ。
健太
かっこいい持ち方だけ先生に教えてもらったんだ。

「堂に入る」の例文

  1. 素晴らしい演奏で、なかなか堂に入ったものでした。
  2. そのろくろの使い方、堂に入っていますね、何年ほど練習されたのですか。
  3. 練習の賜(たまもの)です、動きに無駄が無く堂に入っています。
  4. 姿形は堂に入っているが、実力はどうでしょうか。

まとめ

このことわざの使い方として正しくはありませんが、時に一見凄そうだ、外見は一流だという意味で使う場合があります。堂が客間ですから、そういう使い方も良いのでしょうか。それでも意味としては熟練しているということですから、室(奥の間)に入る奥義の領域に達するとはどれほどの力や技量なのでしょうか。ちなみに「奥義」とは学芸や武術などの奥深い肝要な事柄です。事柄ですから単に技術や技量ではなくて精神的なものも含まれるのでしょう。武道を習っているときに「守破離(しゅはり)」ということをよく言われました。「守」まずは形を守ること。「破」形を研究して自分にあったより良い形をつくり基本の形を破ること。「離」最後は形から離れて自在になること。奥義とはこの自在の域(いき)なのでしょう。

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