「東家の丘」の意味(出典・故事)
【ことわざ】
東家の丘
【読み方】
とうかのきゅう
【意味】
身近な人間の真価はなかなか分からない。人を見る目がないことのたとえ。


あるいは、めっちゃええ才能があるのに、みんなが知らんまんまってことか。なるほど、これは、人の価値をしっかり見極めることや、自分の才能をちゃんとアピールすることの大切さを教えてくれる言葉やな。
【出典】
「三国志」
【故事】
孔子の西隣に住んでいた人が、孔子が聖人であることを知らず、いつも「東家の丘」と呼んでいたという故事から。
「東家の丘」の解説
「東家の丘」っていう言葉は、すごく才能のある人やすごい人をちゃんと見抜けないこと、つまり、その人のすごさに気づかないことを言ってるんだよ。
また、ものすごく才能があるのに、それがまだたくさんの人に知られていない状態のことも指しているんだ。
「東家」は、文字通りに言うと「東の家」、つまり隣の家のこと。「丘」は、実は中国の偉い人で、孔子の名前なんだ。
昔の話で、孔子っていう偉い先生が住んでいた家の隣の人たちは、彼がどれだけ偉い人かを知らずに、ただの「隣のおじさん」って感じで「東隣の丘さん」と呼んでいたっていう話があるんだよ。それがこのことわざの元になっているんだね。つまり、すごい人がすぐ隣にいても、そのすごさに気づけない、っていう意味が込められているんだよ。
「東家の丘」の使い方




「東家の丘」の例文
- 僕は東家の丘なので、スカウトマンにはなれないな。
- 彼を左遷するなんて、部長は東家の丘だな。
- ともこちゃんの才能に気が付かないなんて、東家の丘だね。
- リーダーが東家の丘だから、適材適所に人を配置できない。
- 東家の丘だから、優秀な人材を得ることができずにいる。























