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【使っている鍬は光る】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

使っている鍬は光る

「使っている鍬は光る」の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味
【ことわざ】
使っている鍬は光る

【読み方】
つかっているくわはひかる

【意味】
常に使っているは鍬は錆びずに光っているように、努力し続けている者は自然とそれが表にあらわれるということ。

ことわざ博士
「使っている鍬は光る」という言葉は、常に活動している人や物は、その活動の結果として輝きを持つという意味だよ。
助手ねこ
ああ、それは良いたとえやな。常に使われてる鍬がピカピカに光ってるみたいに、常に努力してる人も生き生きして見えるってことか。使われずに放っておかれた鍬は錆びてしまうように、何もせずにいると人も錆びていくってことやな。

ずっと何かに取り組んでる人は、その姿勢が輝いて見えるし、それがまた人を惹きつけるんやろな。

【語源・由来】
常に使っている鍬が錆びないことから。

【類義語】
・転がる石には苔が生えぬ(ころがるいしにはこけがはえぬ)
・流れる水は腐らず(ながれるみずはくさらず)
・繁昌の地に草生えず(はんじょうのちにくさはえず)

【英語訳】
・Iron with use grows bright.(鉄は使えば光る)
・The used key is always bright.(使っている鍵はいつも光っている)

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「使っている鍬は光る」の解説

カンタン!解説
解説

「使っている鍬は光る」という言葉は、定期的に使われる道具は使い込まれて光り輝くように、常に努力をしている人は生き生きとして活力に満ちて見えるという意味のたとえだね。この表現は、いつも使っている鍬が錆びずに光っていることから来ているんだ。

このことわざは、実際に使われ続けている道具が良い状態を保つように、人も常に活動し続けることで能力を磨き、精神的にも健康で活発な状態を保つことができるという教訓を含んでいる。たとえば、日々の仕事や趣味、学びなどに熱心に取り組む人は、その経験や知識が蓄積され、外見や態度にもその活動の成果が表れる。

この言葉は、継続的な努力や活動が人を成長させ、その人の内面の豊かさや生き生きとした姿を生み出すことを示している。また、能動的で前向きな姿勢が、自身の人生やキャリアにおいて重要な要素であることを教えてくれるんだ。

「使っている鍬は光る」の使い方

健太
このスコップ錆びだらけだね。
ともこ
普段誰も使ってないからよ。使っている鍬は光るっていうでしょ。
健太
鍬が光るの?
ともこ
健太君には光ってほしいな。
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「使っている鍬は光る」の例文

例文
  1. あの人は60才には見えない。使っている鍬は光る、まだまだ現役だね。
  2. パスコンのソフトもしばらく使わないと使い方を忘れてしまうものです。使っている鍬は光るといいますから、出来れば少しの時間でも使用するよう努力しましょう。
  3. 営業にかけては彼の右にでる者はいない、使っている鍬は光るというがその通りです。
  4. 使っている鍬は光るといいます。常に前向きに努力することが大切です。

まとめ

「鍬」といっても、都会の小・中学生だと教科書の写真や資料館などでしか見たことがないのかもしれません。特に大都市では農地が極めて少なくなり、子供達が実際の農作業を見る機会もないのでしょう。農作業をどこでも見ることが出来た時代に「鍬」を毎日使う勤勉な人のことを指して、努力している人のことを表現したのでしょう。このように、昔は鍬が農具の主人公でした。今では耕うん機や大型トラクターなど農業機械が主人公です。このことわざを現代風にアレンジすると「使っている耕うん機は光っている。」とか「使っている農業機械は故障しない。」でしょうか。


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