「釣瓶縄井桁を断つ」の意味(語源由来)
【ことわざ】
釣瓶縄井桁を断つ
【読み方】
つるべなわいげたをたつ
【意味】
微力でも根気良く続ければ大きな成果を得ることができるというたとえ。
「釣瓶縄井桁を断つ」という表現は、小さな努力でも、それを辛抱強く続けることで最終的には大きな成果を得ることができる、という意味のことわざなんだよ。
へぇ、そんな意味があるんやね。じわじわと続けていく小さな努力が、いつの間にか大きな結果を生むってことやな。
毎日のちょっとしたことが、長い時間をかけて大きな変化をもたらすんやね。コツコツと続けることの大切さを教えてくれることわざやな。
【語源・由来】
井戸の井桁が、水を汲み上げる度につるべの縄にこすられてすり減ってしまうことから。
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「釣瓶縄井桁を断つ」の解説
カンタン!解説
「釣瓶縄井桁を断つ」という言葉は、小さなことでも根気強く続ければ、最終的には大きな成果を得ることができるという意味のことわざだよ。
このことわざの背景には、昔の井戸の構造が関係しているんだ。昔の井戸には「井桁」と呼ばれる、井戸の上部に設置された「井」の字形に組んだ木の囲いがあったんだよ。この井桁には、水を汲み上げるための釣瓶(つるべ)を吊り下げる縄が使われていたんだね。
この言葉は、その縄が長い時間をかけて何度も何度も井桁にこすれることで、最終的には硬い木の井桁をすり減らし、切断することになるという現象から来ているんだ。つまり、縄が小さいものであっても、一貫して同じ動作を続けることで、最終的には大きな木の部分を断ち切ることができるということを表しているんだよ。
このことわざは、日々の小さな努力や積み重ねが、長期的には大きな成果につながるという教えを含んでいるんだね。根気よく続けることの重要性を示す言葉として使われるんだよ。
「釣瓶縄井桁を断つ」の使い方
毎朝、十分ずつ、先生は計算ドリルをやらせるけど、意味があるのかな。
釣瓶縄井桁を断つというように、ささいなことでも続けることで力になるのよ。
釣瓶縄井桁を断つかあ。このまま続けたら、いつか数学のテストで100点をとるかな。
計算能力は間違いなく高くなるわよ。あとは、思考能力を鍛えれば完璧よ。
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「釣瓶縄井桁を断つ」の例文
- 毎日25メートル泳いでいたら、釣瓶縄井桁を断つというように、いつしか25メートル泳ぐことが楽になり100メートル泳ぐことができました。
- ワンフレーズずつ英会話を覚えていったら、釣瓶縄井桁を断つ、一年後には結構話せるようになりましたよ。
- 釣瓶縄井桁を断つ、小さくてもこつこつ努力を重ねれば、それは大きな力となる。
- あきらめずリハビリを続けたら、釣瓶縄井桁を断つというように、歩けるようになったんです。
- 小さな努力が積み重なって、釣瓶縄井桁を断つ、大勢の来客につながりました。