「月雪花は一度に眺められず」の意味(語源由来)
【ことわざ】
月雪花は一度に眺められず
【読み方】
つきゆきはなはいちどにながめられず
【意味】
良いことが、一度に手に入ることはありえないということ。
「月雪花は一度に眺められず」ということわざは、一度に全ての良いことが集まることはない、という意味を持つんだ。
なるほどな。これは、全ての良いことが一度に手に入ることはないってことやな。月も雪も花も、全部一緒に見れることはまずないってこと。
つまり、何か得るためには何かを捨てなあかんという現実を教えてくれてるんやな。全部一度には得られへんから、大事なものは何か、それを見極めることが大切やな。
【語源由来】
秋の名月、冬の雪、春の花はそれぞれ季節が異なるので一度に眺めることはできない意から。
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「月雪花は一度に眺められず」の解説
カンタン!解説
「月雪花は一度に眺められず」っていうことわざはね、全部の良いことが一度に起こることはないよ、っていう意味だよ。
例えば、お誕生日にお友達からプレゼントをもらって嬉しいけど、その日にテストがあって勉強しなきゃいけなかった、とか、遠足の日に晴れて嬉しいけど、その日にお腹が痛くて遠足に行けなかった、というようなことだよ。
このことわざの「月雪花」は、月と雪と花のことを指していてね、それぞれがとても美しいものだけど、同時に全部見ることはできないんだ。月は夜に出て、雪は冬に降るし、花は春に咲くから、一度に全部を楽しむことはできないんだよ。それと同じように、すべての良いことが一度に訪れることはない、という意味なんだね。
「月雪花は一度に眺められず」の使い方
今日は良いことがたくさんあったよ。
盆と正月が一緒に来たようね。
月雪花は一度に眺められずっていうけど、すべてを得る日ってあるんだね。
長生きすればするほど、こういう日に巡り合うチャンスが増えるかもね。
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「月雪花は一度に眺められず」の例文
- 月雪花は一度に眺められずというから、地位を得たら名誉を失い、名誉を得たら地位を失う。
- 二兎を追う者は一兎をも得ずとか、月雪花は一度に眺められずというので、僕は多くを望まない。
- 月雪花は一度に眺められずというが、雪積もった後の月夜の庭のサザンカのように、一度に楽しめることもある。
- 有頂天になるくらいラッキーが重なるといいが、月雪花は一度に眺められずというから難しいだろう。
- 彼のように幸運が続くといいが、月雪花は一度に眺められずというから期待薄だ。