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【月夜に背中炙る】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

月夜に背中炙る

「月夜に背中炙る」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
月夜に背中炙る

【読み方】
つきよにせなかあぶる

【意味】
方法がまわりくどくて効果がないこと。方法が間違っていること。

ことわざ博士
「月夜に背中炙る」ということわざは、非効率的で、効果の期待できない行動や方法を指すんだよ。
助手ねこ
ほな、これは「無駄なことをしてる」や「おかしな方法をとってる」っていう意味になるんやな。

月の光で温めるなんて、ほんまにやっても効果ないやん。それをやってる人を見て「なんでそんなことしてるん?」って思うやろうな。無駄足やな、これは。

【語源由来】
月の光で背中を温めようと思ってもできないことから。

【類義語】
・灯明で尻をあぶ
・遠火で手を炙る

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「月夜に背中炙る」の解説

カンタン!解説
解説

「月夜に背中炙る」っていうことわざはね、ものすごく回りくどい方法で何かをしようとするけど、実際は全く効果がない、あるいは、間違ったやり方をしてるっていう意味だよ。

例えばね、テスト前に一夜漬けで全部覚えようとするけど、実際はぜんぜん覚えられないとか、自分がお腹を空かせているのに、絵本のおいしそうな料理の絵を見て満足しようとするとか、そういうことだよ。

このことわざの「月夜に背中炙る」は、月の光で背中を暖めようとすることを指していて、でもね、本当は月の光で体を暖めるなんてできないんだよね。だから、「月夜に背中炙る」っていうのは、結果が出ないやり方や、間違った方法を取っていることを表しているんだよ。

「月夜に背中炙る」の使い方

健太
なかなか成績が上がらないな。
ともこ
月夜に背中炙るというやつじゃない?
健太
勉強方法が間違っているの?
ともこ
健太くんに合わないんでしょうね。自分に合う勉強方法をしないとね。
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「月夜に背中炙る」の例文

例文
  1. 二階から目薬のような月夜に背中炙るような、回りくどい方法では100年経っても結果は出せない。
  2. 君は本当に、月夜に背中炙る方法で契約が取れると思っているのか。
  3. 告白したいならはっきり言わないと、月夜に背中炙るようでは伝わらないよ。それとも察してもらいたいの?
  4. あの頃は何がおかしいのか分からなかったが、経験を積んだ今では、月夜に背中炙るようなことをしていたということが分かる。
  5. 月夜に背中炙るような、見当はずれの方法では強くなれない。ちゃんとしたコーチに指導してもらった方がいい。

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