「土一升に金一升」の意味(語源由来)
【ことわざ】
土一升に金一升
【読み方】
つちいっしょうにかねいっしょう
【意味】
土地の値段が非常に高いこと。
へぇ、そんなに高い地価のことを言うんやな。土地一升が金一升分って、ものすごい高価やな。
これで、土地の値段がどれだけ高いか一目瞭然やね。地価の高さを強調するのに使う言葉やな。
【語源・由来】
土一升の値段が金一升に相当するということから。一升は約1.8リットル。
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「土一升に金一升」の解説
カンタン!解説
「土一升に金一升」という表現は、地価が非常に高いことを意味する言葉だよ。
このことわざでは、「土一升」と「金一升」を対比しているんだけど、ここで言う「土一升」は一升分の土地を指していて、「金一升」は一升分の金、つまりかなりの量の金を指しているんだね。一升は古い日本の体積の単位で、約1.8リットルに相当するんだ。
この表現の意味するところは、一升分の土地の価値が一升分の金と同じくらいになるほど、その土地が非常に高価であるということなんだ。つまり、非常に地価が高い場所を指して使われる言葉なんだよ。
たとえば、大都市の中心部や、特に人気のある地域では、非常に小さな土地でも非常に高い価値を持っていることがよくあるよね。そういう場所を例えるのに「土一升に金一升」という表現を使うことがあるんだ。このことわざは、土地の価値が非常に高いことを強調するのに使われるんだね。
「土一升に金一升」の使い方
この学校は最近生徒が増えてきたから、もっと運動場を広くしてほしいよね。
うん。そうね。でも、この辺りは便利だから、土一升に金一升だと思うわ。用地買収は簡単にできないんじゃないかしら。
確かにそうだね。じゃあ、屋上に運動場を作るとか・・・!
それは良いわね。でも、健太くんみたいなわんぱくな子がいたら、屋上から落っこちそうね。
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「土一升に金一升」の例文
- 新幹線が開通して、さらに便利になった駅前の土地は、土一升に金一升だ。
- この辺りは少し前まで農地ばかりだったが、線路が敷かれるようになってから、土一升に金一升になった。
- 駅周辺は、土一升に金一升だから、狭い家しか建てることができないから、もう少し駅から遠いところで土地を探そうよ。
- 都会では土一升に金一升だから、公園を増やすことができない。
- 東京一極集中化が加速して、どんどん東京は、土一升に金一升、これからもさらに地価は高くなっていくことでしょう。
つまり、非常に高価な土地のことを指しているんだ。