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【旨い物は小人数】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語)

旨い物は小人数

「旨い物は小人数」の意味(語源由来・類義語・英語)

意味【ことわざ】
旨い物は小人数

【読み方】
うまいものはこにんずう

【意味】
うまいもうけ話は少ない人数でする方が分け前が多くなる。

ことわざ博士
「旨い物は小人数」ということわざは、美味しいものを少ない人数で食べる方が、一人一人が多くを楽しめる、という意味があるよ。

これはビジネスにも当てはまり、利益を得る話は少ない人数で行う方が、各人の取り分が大きくなるという意味にもなるんだ。

助手ねこ
なるほどな、それはつまり、「おいしいものは人数が少ない方が、一人当たりの分が多くてうまい」ってことやな。それと同じで、儲け話も少ない人数でやると、一人ひとりの利益が大きくなるってわけやな。

つまり、大切なものは大勢で分けるより、少人数で楽しむほうが良いと教えてくれてるんやな。これは実生活でも役立つことわざやな。

【語源・由来】
うまいものは少ない人数で食べた方がたくさん食べられる意から。

【類義語】
・旨い物は一人で食え、まずい物は大勢で食え
・旨い物は小勢こぜいで食え、仕事は大勢でせよ

【英語】
The more reapers the less to reap.(刈り手が多ければ多いほど収穫は少なくなる)

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「旨い物は小人数」の解説

カンタン!解説
解説

「旨い物は小人数」っていうことわざは、美味しいものは人数が少ないほうが一人当たりの分が多くて良いし、大きなビジネスのチャンスやお得な話も、関わる人が少ないほうが一人当たりの利益が大きくなる、っていう意味なんだよ。

たとえばね、お母さんが特別に美味しいケーキを作ってくれたとするよ。それを家族4人で分けるのと、友達10人を呼んで一緒に食べるのと、どっちが一人当たりのケーキの量が多いかって考えたら、家族だけで食べたほうが多くなるよね。

それと同じで、ビジネスの話も同じだよ。お得な商売のチャンスがあって、それを少ない人数でやったら、一人当たりの利益が大きくなるよね。だから、このことわざは、「良いものやお得な話は少ない人数でシェアするほうが良いよ」と教えてくれているんだよ。

「旨い物は小人数」の使い方

健太
もうけ話にのってくれた人がこんなにいるんだよ。
ともこ
何で仲間を集めるのよ。旨い物は小人数よ。
健太
みんなでやった方が成功率が上がるかと思ったんだ。
ともこ
成功率が上がっても利益が下がるわよ。
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「旨い物は小人数」の例文

例文
  1. 分け前が減るし、秘密が漏れやすくなるので旨い物は小人数だ。
  2. 旨い物は小人数というが、儲けたいなら二人でこの事業に取り組もう。
  3. 分子が変わらないのに分母が大きいと取り分が減る。だから旨い物は小人数が絶対だ。
  4. 旨い物は小人数だろう。大勢だとやる意味がないくらい儲からない。
  5. 独り占めして失敗しても嫌だし、大人数で利益が減るのも嫌だ。旨い物は小人数で、ニ、三人がちょうどいいな。




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