【馬を得て鞭を失う】の意味と使い方の例文

【ことわざ】
馬を得て鞭を失う

【読み方】
うまをえてむちをうしなう

【意味】
一方を得た代わりに、一方を失うこと。また、目的のものは得たが、それを活用する手段がなくなることのたとえ。


「馬を得て鞭を失う」の使い方

健太
やったー、ついに算数のテストで80点取れた。
ともこ
よかったわね。5科目の総合点が上がったのね。
健太
それがあとの科目は勉強しなかったので、前回より50点悪くなったんだ。
ともこ
それじゃ馬を得て鞭を失うじゃない。

「馬を得て鞭を失う」の例文

  1. 試合には勝ったけれど、大事な主力選手が怪我してしばらく試合には出られない。復帰の可能性もわからないのは馬を得て鞭を失ったようなものだ。
  2. 入札に勝ったのはよかったものの、これで次の仕事が取れないと馬を得て鞭を失うみたいなものです。しっかりと仕事して信頼を勝ち取りましょう。
  3. いい仕事が見つかって来月から働けるようになりました。でも、これまでの仕事も、考えてみれば悪くなかったと思います。馬を得て鞭を失うことにならないようにしたいと思います。
  4. A案は費用対効果では優れているし、B案は市場の拡大が期待できる。どちらも現状より改善されるような案だとは思うが、馬を得て鞭を失うことがないようにしなければならない。

まとめ

古いイタリア映画「道」、刹那的(せつなてき)な生き方のザンバノ(ザンバはイタリア語で悪という意味)と知的障害をもつ純朴(じゅんぼく)な女性ジェルソミーナの物語です。映画の終盤、目的をはたしたザンバノは、これがためジェルソミーナを失います。時は流れ、落ちぶれて海岸沿いを歩くザンバノは聞き慣れた歌を耳にします。歌っている人に彼が問いかけます。そして彼は知るのです。ジェルソミーナがこの同じ歌をうたいながら海岸を放浪(ほうろう)していたこと、最後には誰にも看取(みと)られぬまま死んでいったことを。ザンバノは泣きます。自分の人生で失ったものの大きさにやっと気がつくのです。馬を得て鞭を失うことがないようにしたいですね。

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