「生んだ子より抱いた子」の意味(類義語)
【ことわざ】
生んだ子より抱いた子
「生んだ」は「産んだ」とも書く。
【読み方】うんだこよりだいたこ
【意味】
産んだだけで世話をしなかった実子よりも、幼いころから育てた他人が産んだ子の方がかわいいこと。
「生んだ子より抱いた子」ということわざは、自分が直接育てなかった自分の子より、手をかけて育てた他人の子が、より親しみや愛情を感じる対象になりやすいという意味だよ。
そうかいな。つまり、自分が生んだ子よりも、自分が育て上げた子の方が、愛着が湧くってことやな。育てるって、時間をかけて愛情を注ぐ作業やもんな。
手間ひまかけて育てた子の方が、自然と愛着がわくんやろな。このことわざ、ほんまに深いな。
・負うた子より抱いた子より
・生んだ子より育ての子
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「生んだ子より抱いた子」の解説
カンタン!解説
「生んだ子より抱いた子」っていうことわざは、自分が生んだ実の子供よりも、小さい頃から世話をして育ててきた他人の子供の方が心に深く結びつき、大切に思えるという意味だよ。
例えばね、お母さんやお父さんがなった人だけでなく、保育園の先生や、親戚のおじいちゃんおばあちゃん、あるいは里親として他人の子供を育てた人など、小さいときから一緒に時間を過ごし、たくさんの思い出を共有して、その子供を愛情深く育てることで、その子供は自分の子供のようにかわいく感じるんだよ。
だから、「生んだ子より抱いた子」っていうことわざは、血のつながりよりも、実際に一緒に時間を過ごして育てた経験が、人間の愛情を深める重要な要素だってことを教えてくれるんだよ。
「生んだ子より抱いた子」の使い方
生んだ子より抱いた子っていうけどそういうものなのかな。
生んで育てなかった子でも、一定期間お腹の中で育てているんだから情はあると思うけどな。
産む時痛いって言うしね。
生んだ子と抱いた子が同時に溺れていたら、どちらを救うか迷うと思うけどな。
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「生んだ子より抱いた子」の例文
- 生んだ子より抱いた子というが、前の夫のもとに置いてきた実子よりも再婚相手の連れ子の方がとてもかわいい。
- 世話をするうちに愛情が湧いたようで、生んだ子より抱いた子となった。
- 人間の子ですら生んだ子より抱いた子という。動物が苦手でも、小さい頃から育てていると家族となりかわいく思えるものだ。
- 生んだ子より抱いた子といわれるが、子供の方でも生みの親より育ての親といい共に過ごした時間の方がかけがえのない物となる。
- 生んだ子より抱いた子というほど、育てるのは大変でありながら楽しい日々だ。