「魚は鯛」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
魚は鯛
このあとに「人は侍、木は檜」を付けても用いられる。
【読み方】うおはたい
【意味】
同じ種類の中で一番優れていること。
それは、たとえば何かを選ぶ時に、その中で一番いいものを選ぼうという意味になるんやな。
魚を選ぶなら鯛を、というのは、一番良いとされるものを選ぶという考え方を示しているわけやね。
魚類の中で鯛が一番上である意から。
【類義語】
・鯛は魚の王
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「魚は鯛」の解説
カンタン!解説
「魚は鯛」っていう言葉はね、魚の中でも特に「鯛」がすごくすごいと思われていることから、そのグループや種類の中で一番素晴らしいものを表すために使われるんだよ。
たとえば、友達が集まってゲームをしていて、その中で一番うまくて、いつも勝つ友達がいたら、「この中ではお前が最強だね、魚は鯛だよね」って言うことができるよ。それは、その友達がそのゲームで一番すごい、つまり「鯛」みたいな存在だということを表しているんだ。
このことわざは、「その分野で一番すごい人やもの」を表していて、それが「鯛」みたいな存在だと教えてくれているんだよ。その分野やグループで一番すごいと思われる存在を尊敬や認識の意味で「鯛」と呼ぶんだね。
「魚は鯛」の使い方
魚は鯛だけど、花は桜だね。
そう?私は花はバラだと思うわ。
日本人はなら桜だよ。
それをいうなら梅でしょう。古来から和歌に詠まれてきた花よ。
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「魚は鯛」の例文
- 魚は鯛だけど、寿司ネタならのどぐろだな。
- 服をオーダーするならシルクね。魚は鯛と同じだわ。
- 魚は鯛で木なら檜だ。家は檜で建てよう。
- ドリアンは果物の王様といわれるが、魚は鯛だ。
- 魚は鯛というからめでたい席にふさわしい。
これは、その分野やカテゴリの中で最もすぐれたもの、すなわち「一番」を指す言葉として使われるんだよ。