【ことわざ】
嘘つきは泥棒の始まり
【読み方】
うそつきはどろぼうのはじまり
【意味】
嘘をついてはならないという戒め。
【語源・由来】
嘘を平気でつくようになると、平気で盗みを働くようになることから。
【類義語】
・嘘は盗人の始まり
・嘘と盗みは互いに隣同士
・嘘つきは盗人の苗代
・嘘は盗みの基
【対義語】
・嘘も方便
・嘘つき世渡り上手
・嘘は世の宝
・嘘も重宝
・嘘も追従も世渡り
・嘘も誠も話の手管(てくだ)
・嘘をつかねば仏になれぬ
【英語】
Show me a liar and I will show you a thief.(ある人のうそつき癖を指摘してごらんなさい、そうすれば私はその人の盗癖を指摘してやろう)
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「嘘つきは泥棒の始まり」の使い方
ぐす…ぐす…。
健太君、どうしたのそんなに泣いて!
弟が晩御飯に食べるはずだったお刺身を、夕方こっそり食べちゃったんだ。僕見てたんだよ。お母さんに怒られるから止めなよって言ったのに…。それなのに、お母さんが買い物から帰ってきたら、お刺身を食べたのを僕のせいにしたんだ…ぐすっ。
それでお母さんに怒られて泣いているのね。私は健太君の事、信じているよ。それにしても弟君はひどいわね!嘘つきは泥棒の始まりって言うじゃないの!
「嘘つきは泥棒の始まり」の例文
- 私は嘘が嫌いです。子供のころから祖母に、噓つきは泥棒の始まりだよと説教され続けてきたからです。
- 友人はいつもつまらない嘘をつく。私は親友だから許せるし、彼女がつく嘘が大したものではない事を知っている。でも彼女のことを良く知らない人は、噓つきは泥棒の始まりだと彼女を信用しなくなるだろう。それが心配だ。
- 噓つきは泥棒の始まりとは良く言ったもので、子供のころから嘘をついてきた少年は、大人になって犯罪に手を染めるようになってしまった。