【ことわざ】
馬も買わずに鞍を買う
【読み方】
うまもかわずにくらをかう
【意味】
物事の順序や段取りがあべこべなこと。
【語源・由来】
通常、馬を買ってからその馬に合う鞍を買うが、先に鞍を買ってから馬を買い、順序がおかしいことから。
【類義語】
・馬の前に荷車をつけるな
・本末転倒
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「馬も買わずに鞍を買う」の使い方
僕はこの夏、自動車運転免許証の取得の為に、自動車学校の合宿に参加する事にしたんだ。
それは良い心がけね。これから就職活動が始まるし、運転免許は必須だものね。
そうなんだよ。それで僕のお父さんに相談したところ、なんと今度車を買ってくれるという話になってね。明日お店に見に行くんだ。
あら、それはいくらなんでも気が早すぎるわ。馬も買わずに鞍を買うといったところで、免許証を取得してからの方が良いんじゃないかしら。
「馬も買わずに鞍を買う」の例文
- 子供がまだ三輪車にも乗れていないのに、自転車を買い与えるなんて馬も買わずに鞍を買うようなものだ。
- 君は変わった料理の仕方をするね。馬も買わずに鞍を買うで、全ての調味料を入れたあとに火にかけるだなんて、変わっているよ。
- まだ結婚する相手はいないが、念のため指輪を買っておこうと思ったら馬も買わずに鞍を買うものだと咎められた。