【ことわざ】
焼け石に水
「焼け石」=焼けて熱くなった石。
【読み方】
やけいしにみず
【意味】
努力や援助がわずかでは、効果がほとんど期待できないことのたとえ。
助けが少なすぎて、ほとんど役に立たないこと。
【語源・由来】
焼けてとても熱くなった石に少し水をかけても、すぐに水は蒸発して、石は熱いままであることから。
【類義語】
・二階から目薬
・遠火で手を焙る
【英語】
It’s just a drop in the bucket.(バケツの中の一滴だ)
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「焼け石に水」の使い方
健太くん、コップの水どこに運んでいるの?
当番だから、花壇に水をやるんだ。
だめよ、こんなに暑い日なのに、それじゃ焼け石に水よ。ホースでちゃんと散水しないと。
そうだよね。考えが甘かったかな。ごめんなさい。
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「焼け石に水」の例文
- 雨が強すぎて、土嚢を積んでも積んでも漏水を防げない、これじゃ焼け石に水だ別の方法を考えよう。
- 焼け石に水というように、努力や助けが少なすぎては、何のききめもない。
- 野球の試合で、13対0で負けている試合で、最終回にソロホームランが一本出たけれど、焼け石に水だった。
- この規模の作業だと、一人でそんなことをしていても焼け石に水だ、みんなで手伝おう。
- こんな大火事にバケツの水をかけたくらいでは、焼け石に水だ。
- ダイエットに張り切っているけど、おかしをちょっと減らしたぐらいでやせようなんて、焼け石に水だと思う。
- 今日も猛暑だな、打ち水をしても直ぐ乾く、まさに焼け石に水だ。かき氷でも食べて身体の内側から冷やすか。
- 今から勉強しても焼け石に水だ、きっぱりあきらめて覚悟を決めよう。