「自家薬籠中の物」の意味(語源由来・出典)

自家薬籠中の物
【読み方】
じかやくろうちゅうのもの
【意味】
自分の薬箱の中の薬のように、思い通りに使えるもの。また、自分のものとしてしっかりと身につけた知識や技術のたとえ。「自家」は自分の家、「薬籠」は薬箱。


大切に扱うべきものや人を、単なる道具のように使う考え方を示唆しているんかもな。
【語源・由来】
偉い人が部下の問いかけに対して「君はすでに私の薬籠中のもので、欠かせない人だ」と言ったという故事に由来しています。
【出典】
唐書
「自家薬籠中の物」の解説
「自家薬籠中の物」っていう言い方は、自分のもので好きなように使えるものや、自分の思い通りになる人を指してるんだよ。
例えばね、おもちゃ箱に入ってるおもちゃは、君が好きなように遊べるよね。それと同じように、この言葉は、自分のもので誰にも制限されずに使えるものや、自分の意志で動く人を指しているんだ。
このことわざの中の「薬籠中の物」は、薬箱の中に入ってる薬を指していて、その薬は持ち主が好きなときに好きなように使えるものだよね。それを例にして、自分の思い通りにできるものや人を言っているんだよ。
「自家薬籠中の物」の使い方




「自家薬籠中の物」の例文
- このソフトなら自家薬籠中の物、まかせてください。私がなんとかしましょう。
- 竹が自分で編み上がっているようにみえます。自家薬籠中の物といえる職人技です。
- パッドは使い始めたばかりですので、まだ自家薬籠中の物のように扱うことはできません。
- その仕事は彼に担当してもらいましょう。大丈夫です、彼は自家薬籠中の物、しっかりと意図(いと)通りに動いてくれるでしょう。























