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【ローマは一日にして成らず】の意味と使い方や例文!英語で言うと?(語源由来・類義語・対義語)

ローマは一日にして成らず

「ローマは一日にして成らず」の意味(語源由来・類義語・対義語)

意味

【ことわざ】
ローマは一日にして成らず

【読み方】
ろーまはいちにちにしてならず

【意味】
大事業というものは、一朝一夕に成しとげられるものではないという意味。

ことわざ博士
「ローマは一日にして成らず」ということわざは、大きな事業や目標は一日や二日で達成できるものではないという意味だよ。

つまり、時間をかけてコツコツと努力し続けることが大切だという教えなんだ。

助手ねこ
それは「大事なことはすぐにはできへん」ってことやな。ローマっていう大都市も、一日や二日でできたわけやなく、長い時間とたくさんの労力をかけて作られたんやな。

何事も焦らず、じっくりと時間をかけて取り組むことの大切さを教えてくれる言葉やね。

【語源由来】
日本ではこの言葉はよく知られ、『ドン・キホーテ(セルバンテス)』から出たものだと言われてきたが、それは、英訳された際に変化したものを邦訳したために生じたことで、原書には無い言葉であることがわかった。しかし、12世紀のフランスのことわざ集の中には、すでにあったとされる。

ローマは、紀元前753年、ティベリマ川畔に一小都市国家として出現したと伝記に書かれている。その後、イタリア半島を征服して、地中海周辺をすべて手に入れ大帝国となったのが紀元前27年。永い年月と、多くの努力の積み重ねの結果である。

【類義語】
・大器晩成
・大きい薬缶は沸きが遅い

【対義語】
・一朝一夕
・一足飛び

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「ローマは一日にして成らず」の解説

カンタン!解説
解説

「ローマは一日にして成らず」っていう言葉はね、大事なことや大きな成果はすぐには得られない、時間と努力が必要だっていう意味があるんだよ。

元々は英語のことわざ「Rome was not built in a day.」が、日本語に訳されたものなんだ。ローマ帝国っていうのは、すごく強大で栄えた国で、その建国から全盛期までには約700年もの時間がかかっているんだよ。

だから、「ローマは一日にして成らず」っていう言葉は、大きなことを成し遂げるためには、時間とたくさんの努力が必要だということを教えてくれるんだ。

例えば、ピアノが上手になるためには、毎日練習することが大切だし、運動選手がトップレベルで活躍するためには、長い時間をかけて訓練を積むことが必要だよね。これはどんなことにも言えるんだよ。大切なことは、焦らず、コツコツと努力を続けることだよ。

「ローマは一日にして成らず」の使い方

ともこ
健太くん、土にそんなにたくさんの肥料を入れたら、しっかりとしたおいしい野菜は育たないわよ!
健太
肥料をいっぱい入れたら、その分早く育って、野菜がたくさん採れると思ったんだ。
ともこ
少しづつ土を耕して、ゆっくり良い土を育てていくからこそ、栄養があって本当においしい作物ができる畑になるのよ。
健太
そうだったのか。ローマは一日にして成らずだね。
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「ローマは一日にして成らず」の例文

例文
  1. 君は成果があがらないからといってすぐに諦めようとするが、ローマは一日にして成らずなんだよ。
  2. ローマは一日にして成らずで、この雄大な自然を眺めていると、長い年月をかけてこの景色が出来上がってきたのがわかるような気がします。
  3. 彼女の今があるのは、長い苦労の時期があったからこそです。ローマは一日にして成らずですね。

「ローマは一日にして成らず」を英語で言うと?

英語のことわざ

「ローマは一日にして成らず」の英語表現をご紹介します。

※英語の声:音読さん

Rome wasn’t built in a day.

  • 直訳:ローマは一日にしてならず。
  • 意味:大事業は、長年の努力なしに成し遂げることはできない。
ローマは一日にしてならず」という日本語のことわざは、英語版も存在し、中世のフランス語のことわざが元になっています。この表現は、ローマ帝国の繁栄が700年以上かけて築かれたことから生まれ、立派な成果や大きな目標達成には長期間の継続的な努力が必要であることを示しています。




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