【ことわざ】
娘一人に婿八人
【読み方】
むすめひとりにむこはちにん
【意味】
ひとつしかない物事に、それを欲しかったり希望したりする者が多いということ。
【語源・由来】
ひとりしかいない娘に対して、婿になりたいと希望する者がたくさんいることから。
【類義語】
・一人娘に婿八人(ひとりむすめにむこはちにん)
・女一人に婿八人(おんなひとりにむこはちにん)
・娘一人に婿三人(むすめひとりにむこさんにん)
・娘一人に婿十人(むすめひとりにむこじゅうにん)
【英語訳】
It is very highly competitive.
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「娘一人に婿八人」の使い方
今度の発表会で劇をすることになったけれど、主役をやりたい人が多すぎるんだ。
そういう健太くんも、主役を希望しているわね。
そりゃあ、どうせやるなら目立つ役をやりたいじゃないか。
娘一人に婿八人という状態よね。
「娘一人に婿八人」の例文
- 募集は一名だけだが、面接には二十名も来てしまった。娘一人に婿八人ということになった。
- 土地を売り出したところ、たくさんの問い合わせがきて、娘一人に婿八人ということになっている。
- 名門幼稚園の園児募集の時期になると、娘一人に婿八人という状況になり、時には争い事まで起こってしまうことがあるようだ。
- お隣の娘さんは、とてもきれいで気立ての優しい子だけれど、娘一人に婿八人というように、本当に婿候補が八人も集まってしまったようだ。
まとめ
ひとつしかないけれど、それを欲しいと思うことがあるのではないでしょうか。
しかし、娘一人に婿八人という状況になってしまっては、むずかしいかもしれませんが、手に入れられるといいですね。