【ことわざ】
名馬に癖あり
【読み方】
めいばにくせあり
【意味】
すぐれた才能を持つ人には、強い個性や癖があることが多いということ。
また、個性がなくおとなしい者は、非凡な働きはできないということ。
【語源・由来】
名馬と言われる馬には、なにか癖があることから。
【類義語】
・癖ある馬に乗りあり(くせあるうまにのりあり)
・癖なき馬は行かず(くせなきうまはいかず)
・名馬に難あり(めいばになんあり)
【英語訳】
Since he is mild, good work cannot be performed.
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「名馬に癖あり」の使い方
彼がピッチャーとして、とても優秀なことは認めるよ。
ほかになにか、気になることでもあるの?
あいさつはしないし、人の話は聞いていないし、どこでもすぐ寝てしまうから、本当に困ってしまうよ。
名馬に癖ありというものね。
「名馬に癖あり」の例文
- 彼はとても能力の高い選手だが、道に迷うことが多くて大会の会場にたどり着けないことがあるんだ。名馬に癖ありということか。
- 彼女の歌声は、聞く人全てを魅了する。しかし、名馬に癖ありというように、普段はとても口調がきつい。
- この素晴らしい絵を描いた人物は、毎日、絵を描くか寝ているかという生活をしていたようだ。名馬に癖ありだ。
- 彼の営業成績は常にトップで素晴らしいけれど、名馬に癖ありで型破りなことばかりしている。
まとめ
才能を持った人は、常識にとらわれていないからこそ、人々が驚くようなアイディアを出すことができるのかもしれませんね。
強い個性というものは、とても素晴らしい武器になるのではないのでしょうか。
思う存分、才能を発揮できることは、幸せなのことなのかもしれませんね。