【ことわざ】
凌雲の志
【読み方】
りょううんのこころざし
【意味】
世俗を超越した高い志のこと。
また、立身出世しようとする志のこと。
【語源・由来】
「凌雲(りょううん)」とは、雲を凌ぐほど高いこと。「陵雲」とも書く。
【出典】
「漢書」揚雄
【類義語】
・青雲の志(せいうんのこころざし)
【英語訳】
High mind which transcended world.
「凌雲の志」の使い方
ともこちゃんは、この本を読んだことがあるかい?
とても有名な本よね。日本という国を作るために、たくさん勉強した人のお話で、興味深く読んだわ。
この本を読んでいたら、ぼくもなにか志というものを持ってみたいと思うよ。
凌雲の志というような、高い志を持って生きることは、きっと素晴らしいことよね。
「凌雲の志」の例文
- 彼はいつも凌雲の志というものを持っていたからこそ、あのような困難にも立ち向かっていけたのだろう。
- 毎日なんとなく過ごしていたけれど、これからは凌雲の志を目指してみようと思う。
- 昔は故郷を離れる時には、凌雲の志を抱いて、それが達成できるまでは帰らないという決意で旅立っていったのだろう。
- 兄は凌雲の志という大きな夢を持って就職をしたので、困難なことが続いているようだけれど、なんとか頑張っているようだから、応援しようと思う。
- この本に影響されて、志について考えるようになった。これからは凌雲の志を持って、悔いのない人生を送りたいと思う。
まとめ
凌雲の志というような、高い志を持って生きている人は、そう多くないのではないでしょうか。
しかし、毎日ぼんやりと過ごすのではなく、目標を持ち、目標へ向かって進むことは素晴らしいことですね。
まずは、身近な目標を立てて、それを達成するように努力してみてはどうでしょうか。