【ことわざ】
律儀者の子沢山
【読み方】
りちぎもののこだくさん
【意味】
「江戸いろはがるた」のひとつ。
生真面目で義理堅い人は、品行方正で夫婦仲が良いので、子供が多くなるということ。
【語源・由来】
「律義者(りちぎもの)」とは、真面目で義理堅い人のこと。
【類義語】
・貧乏柿の核沢山(びんぼうがきのさねたくさん)
【英語訳】
Children are poor men’s riches.
「いろはかるた」とは、いろは47文字に「京」の文字を加えた48文字から作られた、かるたのこと。
地方によって違いがある。
江戸の他に、上方(京都)、大阪、尾張などがある。
地方によって違いがある。
江戸の他に、上方(京都)、大阪、尾張などがある。
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「律儀者の子沢山」の使い方

昨日、叔母さんが子供を連れて遊びに来たんだ。

たしか、子供がたくさんいるのよね。にぎやかだったでしょう。

5人兄弟で、今年赤ちゃんが産まれると話していたから、とても楽しみだよ。

律儀者の子沢山というけれど、幸せなことね。
「律儀者の子沢山」の例文
- 律儀物の子沢山というけれど、友人には子供が4人いて、いつでも仲が良さそうでとても羨ましいことだ。
- 兄夫婦には子供が3人いて、来年もうひとり家族が増えると話していた。律儀者の子沢山ということか。
- 社長には子供が5人いると聞いた。律儀者の子沢山なのかもしれない。
- 律儀者の子沢山なのだと思っていた夫婦が、別れることになったらしい。原因は浮気だと言うから人はわからないものだ。
- 将来子供をたくさん欲しいと思っているけれど、律儀者の子沢山となれるような相手はいるだろうか。
まとめ
真面目で義理堅い人は、人から恨まれたり妬まれたりすることがないので、夫婦仲だけでなく、仕事や友人関係も円満でいられるのではないでしょうか。
律儀者の子沢山というように、幸せな家庭を築くことは、とても素晴らしいことですね。