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【積善の家には必ず余慶あり】の意味と使い方や例文(出典・類義語・対義語)

【ことわざ】
積善の家には必ず余慶あり

【読み方】
せきぜんのいえにはかならずよけいあり

【意味】
何代にもわたって善行を積み重ねた家は、その報いとして子孫によい事があるという意味。

「余慶」は先祖の功徳として子孫が受ける幸福。

【出典】
易経」坤卦から。

【類義語】
・積善の余慶
・陰徳あれば陽報あり

【対義語】
・積悪の家には必ず余殃あり(せきあくのいえにはかならずよおうあり)

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「積善の家には必ず余慶あり」の使い方

ともこ
まあ、健太くん。足が悪いお年寄りのゴミ捨てを手伝ったの?
健太
そうなんだ。あのおばあちゃんが大変そうだったから、少し手伝っただけなんだけど、ものすごく感謝されたんだ。良いことをするって気持ちがいいことだね。
ともこ
積善の家には必ず余慶ありっていうから、もっと良いことをすると、健太くんの家は末代まで幸せでいられるわよ。
健太
本当?じゃあ、困った人が居たら、どんどん助けよう。

「積善の家には必ず余慶あり」の例文

  1. 積善の家には必ず余慶あり、ともこちゃんは誰にでも親切だから、きっと彼女の家は、代々幸せが多く訪れるでしょう。
  2. 積善の家には必ず余慶あり、あの家の人は、先代から優しい人が多いからか、慶事が多い。
  3. 積善の家には必ず余慶あり、善い行いを積むことで、幸せなことがたくさん起こるよ。
  4. 積善の家には必ず余慶あり、健太くんは弱い人にたいして思いやりの心を持っているので、あの家は栄えるでしょうね。
  5. 積善の家には必ず余慶あり、子孫までたくさんの幸せが訪れるように、毎日十個以上善い行いをするようにしている。




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